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復調気配も力み取れず…日ハム中田翔を蝕む虎移籍の重圧

日刊ゲンダイDIGITAL 5/10(水) 12:05配信

 ここ4試合は18打数7安打、4打点。昨9日は初回に適時打まで放ったから復調気配には違いない。日本ハムの主砲・中田翔(28)のことだ。

 それでも打率.210、2本塁打、9打点は、4番打者としては物足りない。

 開幕直前のWBCでは、DeNAの筒香とともに日本代表の中軸を務めた。その疲労の影響とみる向きもあるが、それより何より大きいのは移籍のプレッシャーだという。

 中田は今季中に取得予定のFA権で、オフに阪神への移籍が確実視されている。それが既定路線であるがゆえに、本人が重圧を感じているというのだ。

「いくら既定路線であっても、今年の成績があまりに不甲斐ないと、さすがに阪神は手を引くんじゃないか」

「今年こそいい成績を残して、少しでもいい条件を手にしなければ移籍の意味がないだろう」

 こんな声が中田のもとに、しかも、チーム内外から寄せられているだけに力んでいるともっぱらだ。

 中田の身内であるはずの内部も「阪神入り」を既定路線とみていて“ハッパ”をかけているとはオドロキだが、それらの声に力みまくる中田も中田だ。

 関西の人気球団の阪神でプレーするプレッシャーはもちろん、日本ハムとは比較にならない。大阪のマスコミは勝っても負けても連日、阪神で大騒ぎする。結果が出れば神様、仏様でも、そうでなければ戦犯としてぶったたかれる。大金を手に加入した移籍選手であればなおさらだし、それこそ一挙手一投足を注目される。これまでケタ違いのプレッシャーに押し潰された選手は枚挙にいとまがない。

 それが移籍する前からこの程度の雑音、というか冷やかしの声にシュンとなってしまうようで大丈夫なのか。中田の先行きが不安になる話ではある。

最終更新:5/10(水) 12:05

日刊ゲンダイDIGITAL

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