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初勝利の中日・鈴木翔太 桂ざこば師匠に学んだ“プロ魂”

5/10(水) 16:50配信

東スポWeb

<中日8-3DeNA(9日)>4年目の中日・鈴木翔太投手(21)が9日のDeNA戦(岐阜)で待望のプロ初勝利を飾った。「正直すごくうれしい。ここまで苦しかった。時間がかかってしまいましたが、一軍の舞台で勝てることが自分にとって一番うれしい。苦しい時期があったので勝つことができたと思う」と勝利をかみしめた。

 2013年のドラフト会議で1位指名され、聖隷クリストファー高(静岡・浜松)から入団したが、1年目の14年に5試合、2年目の15年に2試合と登板数は尻すぼみ。3年目の昨年はついに一軍登板ゼロとなった。「故障もあって自分のボールを投げれなかった」。真っすぐは高校時代よりも遅い130キロ台。深い悩みの中にいた。そんなときに門を叩いたのが五輪選手やプロゴルファーなどを指導するスポーツトレーナーの松尾祐介さん。高校時代に面識があったが、昨秋に改めて指導をお願いした。「何かを変えなきゃいけないと思ったんだと思います」(松尾さん)。二人三脚で崩れたフォームを時間をかけて修正。すると球速も戻ってきた。

 今季にかける思いから昨オフは初めて親戚を頼ってオーストラリアのゴールドコーストで自主トレも敢行。サーファーたちが波乗りを楽しむ傍ら、砂浜でダッシュを繰り返して足腰を鍛えた。その自主トレ先で偶然にも落語家の桂ざこば師匠と懇意になる縁も。知人の紹介で一気に打ち解け4日間で3度も食事をともにした。「師匠のことは知らなかったんです。たださすがにプロの落語家の方。話に引き込まれました」

 プロの技術を垣間見て自身のモチベーションをアップさせた。ざこば師匠には「大阪に来たときに食事に行こう」と誘われている。次に会うときはローテ投手としてひと回り大きくなった姿を見せられそうだ。

最終更新:5/10(水) 16:50
東スポWeb

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