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Maison book girlが赤坂BLITZで描いた「image」の世界

音楽ナタリー 5/10(水) 12:20配信

Maison book girlのワンマンツアー「major 1st album『image』release tour 2017」のファイナル公演「Solitude HOTEL 3F」が昨日5月9日に東京・赤坂BLITZで開催された。

【写真】Maison book girl「Solitude HOTEL 3F」の様子。(撮影:稲垣謙一)(他18枚)

メジャー1stアルバム「image」のリリースにあわせ、4月よりライブツアーを実施したブクガ。このツアーではメンバーの出身地を含む、計6都市でライブが行われた。

ファイナル公演はアルバム1曲目を飾るインスト「ending」からスタート。ステージ前方に紗幕が垂らされたまま「sin morning」に突入し、4人のシルエットが幕に浮かび上がる幻想的な演出が施された。

「sin morning」後半で紗幕が振り落とされ、「end of Summer dream」から彼女たちはステージに投影された映像を背にライブを進行。森や煙、浜辺などさまざまなイメージ映像が楽曲を彩っていった。中盤ではおよそ10分におよぶインストの大作「int」も披露。徐々に変わっていく曲調やリズムに合わせ、メンバーの振り付けも複雑に変化し、抑揚のあるダンスが繰り広げられた。

「townscape」「karma」「screen」といったアップテンポな楽曲を挟み、本編の最後に披露されたのは、アルバムのラストナンバーであるポエトリーリーディング「opening」。妻を亡くした夫と猫の物語を4人で朗読し、ノスタルジックな雰囲気でライブは終了。アルバムの楽曲を収録順に披露していく、コンセプチュアルなセットリストとなった。

アンコールでメンバーが登場すると、最初にこの日初めてのMCが行われた。彼女たちはまず4人で、ツアーやこれまでの活動を回想。和田輪は緊張した様子を見せつつ「ずっと自分に自信がなかったけど、私たちを見つけてくれたみんなが応援してくれるのに、自分で自分のことをけなすのは失礼かな……って気持ちが湧いてきて。みんなの自慢の和田輪になれるように、がんばろうって思えたんです」と自身の思いを語った。続いて矢川葵は「昔から1人で行動するのが好きだったんですけど、こうやってほかの人と何年も活動できたのは初めてかもしれない。メンバーと会えたのは運命だと思ったし、これからも一緒にやっていけるなって、毎日思います。(ファンの)みんなと会えたのも、運命やと思うよ!」と活動を共にしてきたメンバーとファンに感謝の思いを告げた。

活動初期は地方から毎回移動し、参加していたという井上唯は、同じく地元から通っていた矢川と共に当時を振り返りながら「メジャーデビューして、東京にいることが日常になってからはブクガのことを考えることが多くなって、地元に帰ったときでもずっと考えてて……こんなにブクガのことが好きだったんだって思った」と心情の変化を明かした。そしてコショージメグミは和田、矢川、井上が普段がんばっていることを挙げつつ、4人で手をつなぐよう催促し「こうやってつながって、助けられていて。これからも絶対に手を離さないようにしたいと思いました。長く続けていけたらいいね」と感慨深い様子で語りかけた。

それぞれの思いを明かしたのち、4人は「cloudy irony」「bath room」「last scene」といったライブ定番曲を6曲立て続けに披露。フロアも再び熱気に包まれ、「image」ツアーはにぎやかに幕を閉じた。

なおブクガは7月19日にニューシングル(タイトル未定)をリリースすることを発表。収録曲などの詳細は追ってアナウンスされる。

Maison book girl「major 1st album『image』release tour 2017 final『Solitude HOTEL 3F』」
2017年5月9日 赤坂BLITZ セットリスト


01. ending
02. sin morning
03. end of Summer dream
04. veranda
05. faithlessness
06. int
07. townscape
08. karma
09. screen
10. blue light
11. opening
<アンコール>
12. cloudy irony
13. lost AGE
14. bed
15. snow irony
16. bath room
17. last scene

最終更新:5/10(水) 12:20

音楽ナタリー