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【巨人】ブレーキ!長野「僕のせいです」得点圏で19の0 打率1割8分5厘

スポーツ報知 5/10(水) 6:07配信

◆巨人2―4阪神(9日・東京ドーム)

 点を取れそうで、取れなかった。過去3試合、完封を続けてきた菅野に、打って恩返ししたかったが振るわなかった。試合直後、スコアボードを悔しそうに見つめていた由伸監督は「中盤で、もう1点2点取れていれば、もう少し違った形で勝負できたのかもしれないけどね」と絞り出した。

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 長野が本調子ではない。これに尽きる。3点を追う4回1死二、三塁。開幕以降、不振を続ける男は、カウント2―2から空振り三振に倒れた。2球目、4球目のファウルは“らしくない”ミスショット。体の開きや体重移動など、連日において修正は試みているが、外野フライすら打てなかった。指揮官は「長野に限らず、何とかあそこのチャンスで点が取れればというのはあったが」と振り返り、村田ヘッドも「外野フライでもゴロでも打って4対2になっていたら、流れは変わっていた」と指摘した。

 6回2死二塁でも三ゴロに倒れ、3打数無安打。2点を追う9回先頭の打席では、代打に脇谷が送られた。この日を終えて打率は1割8分5厘、得点圏では19打数無安打。こんな最悪の状態なのに、なぜ使い続けるのか―。由伸監督の考えはこうだ。「逃げるのは簡単なこと。打てなくてももがいて、考えて、自分で克服しないといけない。じゃないと成長しない」。就任以降、阿部、坂本勇に並んで長野を打線の軸として考えている。日本一奪回には絶対不可欠な男だからこそ先を見据え、我慢強く復活の時を待っているのだ。

 試合終了から約50分後、静まり返る球場裏の通路に長野は出てきた。「僕のせいです。申し訳ないという気持ちしかない」。責任を一身に背負っていた。実績のある選手だから、ヤジも飛ぶ。耳には届いているが、全てを受け止めている。このまま、終わるはずがない。(水井 基博)

最終更新:5/10(水) 20:19

スポーツ報知

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