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KEF、進化したUni-Qを搭載する“価格破壊”新スピーカー「Qシリーズ」

Impress Watch 5/10(水) 12:29配信

 KEFは、「価格を抑えつつ上位モデルに肉迫する高音質」を実現した“価格破壊”という新スピーカー「Qシリーズ」6モデルを5月4日に発売した。ペアの価格は、フロア型の「Q950」が199,000円、「Q750」が159,000円、「Q550」が115,000円。ブックシェルフの「Q350」が68,000円、「Q150」が57,000円。センタースピーカー「Q650c」は1台で66,000円。

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 KEF独自の同軸ユニット、Uni-Qドライバを全モデルで採用。ウーファ/ミッドレンジコーンの音響芯にツイータを配置し、点音源を追求したもので、ドームツイータ上に配置した独自の「タンジェリンウェーブガイド」で高域の拡散性能を高めている。

 新しいQシリーズでは、新たなツイータローディングチューブを追加。「自然な減衰とヌケ感が得られる、特に微小音量でのパフォーマンスを大幅に向上させた」という。クロスオーバーには新しい低歪のインダクターが追加された。

 仕上げのカラーは、黒と白を用意。前面のグリルはサービスパーツとして別売となる。

■フロア型3モデル

 フロア型3モデルのウーファには、大振幅を可能にする新しいエッジとダンパーを採用。大音量でもクリアかつ俊敏な低音を再生できるという。ペーパーコーンも新設計で、中音域の明瞭度を高めている。

 フロア型にはパッシブラジエータの「ABR」(Auxiliary Bass Radiator)も搭載。新設計のエッジとリアサスペンション構造により、大音量でもハイスピードで極めてコントロールされた強力な低音を再現。

 Uni-Qドライバの性能向上を活かすために、ドライバの部分は完全密閉キャビネットとなるエンクロージャ設計を採用。Uni-Qのミッドレンジコーンの負荷が軽減され、明瞭度とディテールが向上。「よりクリアかつスピード感のある中低音を再現する」という。

 中低域ドライバが進化した結果、DCブロッキングコンデンサも不要となり、中音域はさらに明瞭に、各ドライバ間の繋がりもより自然になったとする。

 「Q950」のUni-Qは、ウーファが200mm径のアルミニウム製、ツイータは38mm径のベンテッド・アルミニウム・ドーム。これに、200mmのアルミニウムウーファ×1と、200mmのアルミニウムABR×2を組み合わせた2.5ウェイ。

 「Q750」のUni-Qは、ウーファが165mm径のアルミニウム製、ツイータは25mm径のベンテッド・アルミニウム・ドーム。165mmのアルミニウムウーファ×1と、165mmのアルミニウムABR×2を組み合わせた2.5ウェイ。

 「Q550」Uni-Qは、ウーファが130mm径のアルミニウム製、ツイータは25mm径のベンテッド・アルミニウム・ドーム。130mmのアルミニウムウーファ×1と、130mmのアルミニウムABR×2を組み合わせた2.5ウェイ。

 再生周波数特性とインピーダンス、サイズ(台座・スパイク込)と重量は、Q950が44Hz~28kHz(±3dB)、8Ω(最低3.2Ω)、357×328×1,116mm(幅×奥行き×高さ)で20.6kg。

 Q750は48Hz~28kHz(±3dB)、8Ω(最低3.8Ω)、323×310×977mm(同)で16.5kg。「Q550」は58Hz~28kHz(±3dB)、8Ω(最低3.5Ω)、299×310×926mm(同)で14.5kg。

■ブックシェルフ2モデル

 ブックシェルフの2モデルは、Uni-Qドライバのみ搭載。エンクロージャにはCFD(Computational Fluid Dynamic)ポート設計を採用、位置は従来のフロントからリアへと変更され、ポートからの音漏れを軽減。中音域がさらに明瞭になったという。

 これに伴い、Uni-Qドライバの配置も、フロントバッフルのより中央に変更。不要な内部定在波を低減し、表現力が向上したという。

 「Q350」のUni-Qは、ウーファが165mm径のアルミニウム製、ツイータは25mm径のベンテッド・アルミニウム・ドーム。再生周波数特性は63Hz~28kHz(±3dB)、インピーダンスは8Ω(最低3.7Ω)、210×306×362mm(幅×奥行き×高さ/ゴム足含む)で7.6kg。

 「Q150」のUni-Qは、ウーファが130mm径のアルミニウム製、ツイータは25mm径のベンテッド・アルミニウム・ドーム。再生周波数特性は51Hz~28kHz(±3dB)、インピーダンスは8Ω(最低3.7Ω)、180×278×307mm(同)で5.6kg。

■センタースピーカー「Q650c」

 センタースピーカーでは、Uni-Qドライバ収容部分をチャンバーで独立させることで、低音域と中音域の混濁を防ぎ、歪を排除。

 新しいQシリーズのフロア型との組み合わせに最適となるよう、クロスオーバーも新設計されている。

 Uni-Qは、ウーファが165mm径のアルミニウム製、ツイータは25mm径のベンテッド・アルミニウム・ドーム。165mmのアルミニウムウーファと、165mmのアルミニウムABRを各1基組み合わせた2.5ウェイとなる。

 再生周波数特性は64Hz~28kHz(±3dB)、インピーダンスは8Ω(最低4.2Ω)、ゴム足付きのサイズは、629×304×214mm(同)で、重量は13.6kg。

AV Watch,山崎健太郎

最終更新:5/10(水) 12:29

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