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串本で地域ブランド復活へサツマイモの苗植え 和歌山市では小学生が体験

産経新聞 5/10(水) 7:55配信

 串本町の地域ブランド“復活”を目指し、潮岬の民有地で9日、町地域おこし協力隊のメンバーが特産のサツマイモの一種「なんたん蜜姫」の苗植えを行った。

 なんたん蜜姫は、水はけの良い土地で育てられたサツマイモの中でも、果肉が鮮やかな黄色でしっとりとした食感、甘みの濃いのが特徴の品種。近年では作付けする農家が減少し、地元の農家の女性(77)は「地元のスーパーでもあまり見かけることがない」という。

 この日は約3アールの畑に苗約1200本をメンバーたちが植え付けた。計2400本を植える予定で、11月ごろに約1トンの収穫を目指す。

 協力隊の中村慎也さん(28)は「今回の経験をもとに、来年はさらに生産量を増やしてブランド品として広めたい。地域活性化に一役買いたい」と話していた。

 また、和歌山市直川では、地域の子供たちに普段接することが少ない自然に触れてもらおうと、地域ボランティア「お手伝いマン10人衆」が、メンバーの畑に市立直川小学校の2年生を招き、サツマイモの苗植え体験を行った。

 直川小の苗植え体験は今年で2回目。参加した40人の子供たちは、楽しそうにサツマイモの苗を植えたり、植えた苗に水をかけたりしていた。

 山田拓海君(7)は「大きなサツマイモに育ってほしい」と笑顔を見せた。

 収穫は11月上旬。収穫されたサツマイモは子供たちが各家庭に持ち帰るという。

最終更新:5/10(水) 7:55

産経新聞