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自転車の停止サイン「背中でパー」は通じない? 警視庁と自転車競技連盟に聞いてみた

ねとらぼ 5/10(水) 18:10配信

 ロードバイクなどの自転車愛好家の間で広がっている停止サイン「背中でパー」が自動車には伝わらないと話題になっています。動きがあったら警戒はするが、ぱっと見なんのことか分からない人がほとんど。

【画像:自転車で歩道を走行するのもNG】

 自転車雑誌やサイトで広まっているというこのハンドサイン。日本自転車競技連盟によると、自転車競技では周りの選手に伝えるハンドサインとして世界中で通じるものだそうですが、道路交通法で定められている手信号の停止サイン「右手を斜め下方向に伸ばす」とは異なるため、一般的にはNG。警視庁に確認すると、集団で自転車を楽しむ際などの仲間内の合図として使用して欲しいとのことでした。

 ちなみに、手信号は余裕があるときだけ出すサインなのだそうです。安全教室などでは教えているものの、片手運転自体が危険運転になるので小学生や高齢者などは無理しないようにとのことでした。

 また、自転車事故件数は年々減少傾向にあるそうですが、自転車事故は交差点での出会い頭の衝突や歩道での接触、後方確認をしない無茶な道路横断などが多く、「軽車両という意識を持って欲しい」とのことでした。周囲の確認をすることはもちろんですが、自転車は歩道ではなく車道を走るもの、というのはなかなか浸透していない気がします。なお、手信号による合図ミスでの事故は今のところ報告されていないそうです。

 日本自転車競技連盟では公道上における安全運転を啓蒙しています。「ルールを守ることはもちろん、整備などをしっかりとして、自身の安全を守ることを心がけてほしい。それが周りの安全にもつながるので」とのことでした。

最終更新:5/10(水) 18:10

ねとらぼ