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タカタ、3年連続赤字 エアバッグ問題、再生へ大詰め

朝日新聞デジタル 5/10(水) 19:28配信

 自動車部品大手タカタは10日、2017年3月期の純損益が795億円の赤字だったと発表した。赤字は3年連続。欠陥エアバッグ問題への対応で特別損失が1329億円に上った。財務基盤の悪化が続くなか、「法的整理」を視野に入れた事業再生の枠組みづくりが大詰めを迎える。

 売上高は前年比7・7%減の6625億円、営業利益は同7・5%減の389億円。自己資本比率は前年の27・5%から7・0%まで下落した。1月に米当局との間で罰金や被害者への補償など計10億ドル(1121億円)の支払いで合意しており、関連の特別損失が975億円に上った。

 タカタは経営再建に向け、リコール費用の大半を肩代わりする自動車メーカーや、支援企業候補となった米自動車部品メーカーなどと協議中だ。関係者の話し合いによる私的整理を望むタカタに対し、車メーカーには裁判所が関わる法的整理を求める声が強く、調整は難航。再建計画づくりは大幅に遅れている。

朝日新聞社

最終更新:5/11(木) 11:15

朝日新聞デジタル