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<厚労省>日本脳炎ワクチン在庫切れ 業者に在庫融通要請

毎日新聞 5/10(水) 20:11配信

 大手ワクチンメーカー「化学及(および)血清療法研究所」(化血研、熊本市)が8日、日本脳炎ワクチンの在庫切れを発表した。それを受けて厚生労働省は、品薄になる地域が出る恐れがあるとして卸売業者に在庫の融通を行うよう通知した。

 化血研は昨年4月の熊本地震の影響で約2カ月間、製造を停止した。一度停止すると、出荷再開まで通常1年半かかるため、在庫はすでになくなり、今年度の出荷量は例年の半分になる見通しという。一方、昨年4月から、定期接種の対象地域から唯一外れていた北海道が加わり、需要は高まっている。

 厚労省の推計では、他メーカーの製品を含め、約130万本が流通しているのに対し5月の必要量は約35万本。今後も全国的には、必要量を確保できる。通知は8日付で▽卸売業者は地域間の在庫融通を行う▽医療機関は買い占めを行わない▽都道府県は偏在が起きないよう業者などと調整を行う--ことを指示した。【熊谷豪】

最終更新:5/10(水) 22:36

毎日新聞