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<世界記憶遺産>「松川事件」無罪の決め手となった資料申請

毎日新聞 5/10(水) 20:26配信

 戦後最大級の冤罪(えんざい)事件の「松川事件」で、無罪の決め手となったメモなどの所蔵資料をユネスコの「世界の記憶」(世界記憶遺産)にしようと、福島大は10日、日本ユネスコ国内委員会に登録申請した。

 1949年、福島市松川町の東北本線で、レールが何者かに外され列車が脱線転覆、3人が死亡した。国鉄労組員ら20人が逮捕されたが、アリバイを示すメモが見つかり、63年に全員無罪が確定した。

 被告が獄中から送ったはがきなど約400点が対象。存命の4被告の1人で、死刑判決を受けた阿部市次さん(93)は「戦いの記録、記憶が後世に残ってほしい」。【土江洋範】

最終更新:5/10(水) 22:59

毎日新聞