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日銀、「出口」で赤字も=財務試算の公表検討―国会で論戦

時事通信 5/10(水) 19:00配信

 衆院財務金融委員会で10日、日銀による大規模な金融緩和を終了させる「出口」をめぐって論戦が行われた。出席した黒田東彦日銀総裁は、将来の出口局面で日銀が赤字に転落する可能性を否定しなかった。また、日銀自身の試算による先行きの財務シナリオ公表も検討する考えを示した。

 財務金融委では、前原誠司氏(民進)が出口局面で日銀が赤字に陥るとの試算を提示。黒田総裁は「その時点の経済情勢などにもよるので、現時点で具体的に説明するのは難しい」と述べつつ、「(一定の)前提の下では矛盾のない試算だ」と赤字もあり得るとの見解を表明した。

 日銀は大規模な金融緩和で大量の国債を民間金融機関から購入。銀行は売却資金を日銀に当座預金として預け入れており、その額は現在350兆円まで膨らんでいる。 

最終更新:5/10(水) 21:27

時事通信