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高畑充希が橋田賞の授賞式に出席、賞金100万円は「とと姉ちゃん忘年会に」

映画ナタリー 5/10(水) 20:32配信

本日5月10日、第25回橋田賞の授賞式が東京のザ・リッツ・カールトン東京にて行われ、尾野真千子、長谷川博己、東山紀之、船越英一郎、高畑充希らが出席した。

【写真】橋田壽賀子(他13枚)

脚本家の橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団によって創設された同賞は、芸術性の高い番組や出演者、制作スタッフに贈られるもの。花柄の服を身にまとい登場した橋田は「あまりこの財団好きじゃないんですよ。でも賞をもらってくれる方がいることは本当に光栄です。私は92歳の老いぼれになってしまいましたが、なんとか皆様にお目にかかれてうれしく思います」とジョークを交えながら挨拶する。

まず壇上に上がったのは、テレビドラマ「夏目漱石の妻」に出演した尾野と長谷川。伸び伸びと撮影に臨めたという尾野は「この作品を通していろいろな人に出会えました」と振り返る。長谷川は「文豪を演じることは夢だったので、夏目漱石役と聞いたときは本当にうれしかったです」と述べ、「(脚本を担当した)池端(俊策)先生に会ったとき『君はずいぶん背が高いね』と言われて。降ろされるかと思って不安でした」と当時の心境を語った。

次に登壇したのはテレビドラマ「ふつうが一番 ~作家・藤沢周平 父の一言~」に出演した東山。「若い頃にお世話になった橋田先生と、このような場所で久しぶりに会うことができて光栄に思います」と話すと、橋田は「東山さんとは『源氏物語』でご一緒させていただいたんですけど、本当に素敵でした」と過去を思い返しながら称賛する。

「火災調査官・紅蓮次郎」「狩矢警部」シリーズなど、数多くのドラマで活躍してきたことをたたえられ今回の受賞に至った船越は「今年でこの世界に入って35年になります。コツコツ真面目にやってきてよかった。先ほど橋田先生に『鳩村周五郎観てるわよ』とおっしゃっていただいて」と喜びをあらわに。また近年2時間ドラマの数が減ってきていることに触れ「日本の文化として消してはいけないものだと思っています。橋田賞をいただいたご褒美に、少しずつまた2時間ドラマをやらせていただけないでしょうか」とニヤリとしながら呼びかけ、集まった人々の笑いを誘った。

そして、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」での演技が評価され、新人賞に輝いた高畑がステージへ。高畑は「去年は寝ても覚めても『とと姉ちゃん』で、本当にがむしゃらな10カ月でした」とコメントし、「初めてのドラマ主演だったので右も左もわからなくて、転んでは起きを繰り返していたんですが、周りのみんなが優しかったのでなんとか乗り切ることができました」と回想。また賞金100万円の使い道について「今年も『とと姉ちゃん』の忘年会をやると思うので還元します!」と宣言し、会場を盛り上げた。

なお第25回橋田賞の受賞結果は以下の通り。

第25回橋田賞 受賞結果
橋田賞大賞
該当なし

橋田賞
テレビドラマ「夏目漱石の妻」(NHK)
テレビドラマ「ふつうが一番 ~作家・藤沢周平 父の一言~」(TBS)
ドキュメンタリー「人生フルーツ」(東海テレビ)
「おかあさんといっしょ」「ピタゴラスイッチ」ほかNHKの子供・幼児番組
船越英一郎(これまでのテレビドラマでの活躍に対して)
新垣結衣(TBSのテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」での演技に対して)

橋田賞新人賞
高畑充希(NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」での演技に対して)

橋田賞特別賞
中村吉右衛門(フジテレビのテレビドラマ「鬼平犯科帳」での功績に対して)
吉永春子(「魔の731部隊」をはじめとする社会派のドキュメンタリーを制作し、テレビ報道のあり方を問い続けてきた功績に対して)

橋田賞新人脚本賞
入選作:「夏の通り雨」開真理
佳作:「今日はごみの日」花田麻衣子

最終更新:5/10(水) 20:32

映画ナタリー