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船越、2時間ドラマ減少に危機感 『橋田賞』授賞式で各局にアピール「増やして」

オリコン 5/10(水) 18:33配信

 俳優の船越英一郎が10日、都内で行われた『第25回橋田賞』の授賞式に出席した。「2時間ドラマのシリーズものや単発ドラマで、こつこつと真面目に役柄に取り組み、確固たる地位を築いた」ことを評され『橋田賞』受賞となった船越だが「残念ながら昨今、2時間ドラマの元気がない。少しずつ2時間ドラマの数も減ってしまいました」と危機感を露わにした。

【写真】高畑充希、尾野真千子らも出席した授賞式の模様

 今年“夜の2時間ドラマ”最後のレギュラー枠であった『土曜ワイド劇場』(テレビ朝日系)が惜しまれつつ終了。4月から午前中2時間の新ドラマ枠『日曜ワイド』(同系)が新設されたが、「絶対この自分を育んでもらった2時間ドラマは日本の文化から消してはいけない」と“帝王”として改めて奮起。「きょうの受賞をご褒美に各局の皆さま、2時間ドラマをまた少しずつ増やしてもらえないでしょうか」と冗談めかしつつも、切実に訴えた。

 そんな船越に脚本家の橋田壽賀子氏は「なんでも一生懸命お演りになるのね。いい加減だったりフラフラした役も面白い。私はすごい俳優さんだと思ってます」と役者としての技量を高く評価しながらも最後には「NHKのお昼やってらっしゃいますよね? あれ、もっとがんばってね!」と船越がMCを務める『ごごナマ』への叱咤激励も交えて笑いを誘っていた。

 同賞は日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に対して顕彰助成。今年は『夏目漱石の妻』(NHK)から尾野真千子、長谷川博己、『ふつうが一番~作家・藤沢周平 父の一言~』(TBS)から東山紀之、草笛光子、新人賞として『とと姉ちゃん』(NHK)より高畑充希、特別賞として『鬼平犯科』(フジ・松竹)より中村吉右衛門が出席。『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)での授賞となった新垣結衣は欠席となった。

■受賞作・受賞者一覧

【橋田賞大賞】該当なし

【橋田賞(番組)】
土曜ドラマ『夏目漱石の妻』(NHK)
『ふつうが一番~作家・藤沢周平 父の一言~』(TBS)
『人生フルーツ』(東海テレビ)
NHKこども幼児番組(NHK)
【橋田賞(個人)】
船越英一郎、新垣結衣(欠席)
【橋田賞新人賞】
高畑充希
【橋田賞特別賞】
中村吉右衛門、吉永春子(故人・ドキュメンタリスト)

 なお、受賞者には本賞(置き時計)と副賞(賞金100万円)が贈られる。

最終更新:5/10(水) 19:03

オリコン