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大野拓朗、”変化の術”で「金時の飼い主さんになりたい!」と主役猫にデレデレ 映画『猫忍』完成披露試写会

デビュー 5/10(水) 23:04配信

 俳優の大野拓朗が9日、自身が主演を務める劇場版『猫忍』の完成披露舞台挨拶に、共演の船越英一郎とメガホンを取った渡辺武監督とともに登壇。

【写真】デブ猫・金時を抱きかかえて客席を練り歩く大野拓朗

 2014年「猫」と「時代劇」という異色のコラボが大いに話題となった『猫侍』のスタッフたちが、「猫」×「忍者」をテーマに再結集。イケメンなのに若干コミュ障なこじらせ忍者と、わがままボディ(デブ)が魅力の猫「父上」という異色のコンビが折りなす笑いと癒しのモフモフ時代劇。2017年1月に放送されたドラマ版に続き、劇場版が5月20日より公開される。

 忍び込んだ屋敷で遭遇したデブ猫(金時)を、【変化の術】で化けた父だと思い込む、主人公の久世陽炎太を演じた大野は、満員の客席を見渡し、「こんなにたくさんの方に見に来ていただいて、本当に嬉しいですし、幸せ。感無量です」と喜びを噛み締め、「改めて、ここから『猫忍』が始まっていくんだなと感じています」としみじみ。初めての忍者役に関しては「今までもアクションはやらせていただきましたが、その中でも一番難しかった」と吐露。

 続けて「忍者のアクションは、体制を低くしたり、肉弾戦もあったり、刀を使いったり、すばやく動いたり…いろんな要素があって。体力的にもしんどかったですし、体に鞭打ちながらやってました」と振り返る。そして、撮影現場となった日光江戸村の忍者ショーで活躍する方々が、映画にも出演しているということで「隠密活動はしてない、プロの忍者の方々が敵役として相手してくださったので、みなさんに助けていただきながらも、忍者アクションはカッコ良く仕上がっていると思います!」と自信をのぞかせる。

 陽炎太の父で、伝説の忍者・剣山を演じた船越に対して、大野は「本当に船越さんにはお世話になっていて。デビュー当時から芝居とは何ぞやというのを一から教ええていただきました」と、劇中さながらの絆があったと告白。「初めて連続ドラマに出演させていただいたとき、まだ埼玉の実家から通っていて。往復がけっこう大変だったので、東京で家を借りようと思っているという話を船越さんにしたら、『じゃあ、うちに泊まっていけ』と言ってくださって。大量の高級衣装が置いてある部屋に、1クール居候させていただきました」と船越とのエピソードを語った。

 しかし、ある日帰宅すると、鍵を閉めたはずの玄関が開いていたらしく「やばい!これは泥棒が入ったのかもしれない。船越さんの高級衣装が盗まれちゃうかも」と思った大野が、泥棒と戦う覚悟で扉を開けると、船越が床を雑巾がけしていたという。そして「『ごめんなさい、あとで掃除します』と言ったら、『お前はまだロケあるんだろ、行って来い』って見送ってくださったんです」と当時を振り返る。

 船越は「どうせ、掃除なんかしないだろうと思っていましたけど、案の定、ものすごいことになっていて(笑)」と笑いを誘いつつ、「長く俳優をやっていると、同じ道を志す若者をみると何でもしてあげたなる。同じ道を志してくれたという、その想いが愛おしくて、ついつい余計なお世話をしちゃうんです」と顔をほころばせた。

 さらに大野は「実家に戻るときに、お礼を言わせていただいたんですが、『俺にお礼や恩返しをする必要はない。俺もそうやって先輩にやってもらってきたから、今度はお前が後輩ができたときに、同じことをやってやれ』と言ってくださって。その言葉が僕の心にずっと残っています」と船越に対して尊敬のまなざしを向け、「本当に素敵なお言葉をいただきました。ありがとうございました」と改めて感謝。

 舞台挨拶中盤には、“父上”を演じた主役猫の金時も登場。SNSなどで金時と船越がそっくりだということが話題になっているということで、船越は客席に向かって「似てるなと思われる方、拍手をお願いします」とリクエスト。すると会場からは大きなが巻き起こり、予想以上の反響に船越は「そんなに似てます!?」と驚きつつ、金時に顔を近づけていた。

 そして本作にちなみ、“変化の術を使えるなら何になりたいか?”と聞かれた大野は「金時の飼い主さんになりたい!」と即答。続けて「飼い主いるんですよ~、金時。可愛がられてるんだよね~」と猫なで声で金時に話しかけ、「ずっと一緒にいたい」と懇願。一方の船越は「大野拓朗に変化してみたい。朝起きて鏡を見て、生まれて初めて鏡に映る自分にうっとりしてみたい」と語り、場内を沸かせる。

 舞台挨拶中、金時に対して終始デレデレ状態だった大野。それは撮影中も同様だったらしく、渡辺監督から「見てのとおり、(大野が)デレっとなるので、父親だと信じている猫に対して、頬ずりしたり、”そんなことしないだろう!”っていうのが多々あった」と暴露されると、大野は「“父上”じゃなくて、金時に対する感じで、台詞が赤ちゃん言葉みたいになってしまうことがあって、何度か怒られました」と苦笑い。

 また、今作が6月17~26日に開催される『第20回上海国際映画祭』のパノラマ部門に出品されることが発表されると、大野は「ええ~!?」とオーバーリアクションをみせ、「岡田准一さん主演の『追憶』も呼ばれているような映画の祭典ですよ!」と喜び、「『追憶』と『猫忍』……。ありがとうございます!」と声を弾ませていた。

 最後に大野は「気軽に観ていただいて、笑って、金時の可愛さに癒されて、そして登場人物もみんなそれぞれどこか抜けていて、ほっこりできるお話になっています。日々の疲れを癒していただいて、明日への活力にしていただけたら」と語り、「多くのみなさんの目に留まる作品になったらいいなと思うので、今日観て面白かったなと思ったら、ぜひみなさんに宣伝隊長として宣伝してもらえたらなと思います」と呼びかけた。

 映画『猫忍』は5月20日に全国ロードショー。なお、オーディションサイト『Deview/デビュー』では、大野拓朗のインタビューを5月17日(水)に掲載予定。本作のみどころなどをたっぷりと語っている。

 さらに、大野拓朗と船越英一郎が所属するホリプロでは、毎年恒例の大型オーディション『第42回 ホリプロタレントスカウトキャラバン「気になるあの子」』を開催中。1997年の第22回大会以来、20年ぶりに男性の応募も可能に。応募詳細は、公式サイトもしくは、オーディションサイト『Deview/デビュー』にも掲載中。

最終更新:5/10(水) 23:18

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