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月曜日に疲れる人は 「精神的な疲れ」に要注意

All About 5/10(水) 7:55配信

◆ビジネスパーソンが「精神的な疲れ」に注意すべき理由

疲労には「肉体的な疲れ」と「精神的な疲れ」の2つがあります。肉体的な疲れは運動後に感じるだるさのこと、精神的な疲れは緊張感のあるプレゼン後などに感じるだるさのことです。

精神的な疲れは、しっかりと身体を休ませることで回復する肉体的な疲れとは違い、それだけでは回復が難しく時間がかかります。また、ビジネスパーソンにとって怖いのは、負のスパイラルに入ることで着実に精神的ダメージが増幅され、さまざまな疾病を引き起こしてしまうことです。しかも、精神面は職場における仕事のミスやパフォーマンス低下といった仕事の効率とも密接に関係しています。


私は産業医という仕事をする中で、多くの従業員から「疲れている」という言葉を聞きます。その際まず行うことは、先に挙げた2種類の疲労を見分けることです。どちらかによって対処法が異なるため、その違いについて知れば自分でも適切に対処することができるようになるでしょう。

◆2種類の疲労を見分ける方法

実はこの2つの疲労を判断できるカンタンな質問があります。

「月曜日の方が疲れていますか、それとも金曜日の方が疲れていますか?」というものです。

・木曜日や金曜日といった週末に疲れのピークを迎える=肉体的な疲れ

・月曜日や火曜日といった週始に疲れのピークを迎える=精神的な疲れ

肉体的な疲れは毎日蓄積していくため、週の後半にかけてピークを迎え、土日でそれが解消されます。

一方、精神的な疲れは週の前半に疲れのピークを迎えますが、いったん会社に来て仕事を始めてしまえば、徐々に億劫さがなくなるという傾向があります。

肉体的な疲れは身体が疲れていることで単純に「疲れた」という状態ですが、精神的な疲れは疲労感だけではなく様々な症状が同時に発生することが多いです。そのため、一見しただけではその症状は何が原因で発生しているかがわからず、内科を受診しても「問題がない」と診断されてしまうことが多いのも特徴です。

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最終更新:5/10(水) 7:55

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