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日本人は知らない!? 海外で大ブームになった70-80年代「日本製ロボットアニメ」

dmenu映画 5/10(水) 7:10配信

2016年にイタリア・アカデミー賞で最多となる16部門へのノミネートと、同じく最多となる7部門の受賞という快挙を成し遂げたダークヒーロー映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』が5月20日に公開されます。70年代に子供時代を送った人の中には、「なぜイタリアのダークヒーロー映画のタイトルに、日本のロボットアニメの名前が」と、疑問に思った方もいることでしょう。

【画像】世界でも評価されている、『ソードアート・オンライン』

実は、同年代には日本製アニメが、次々と海外で大ブームを巻き起こしているのです。

イタリアで謎の大人気!? 『鋼鉄ジーグ』(1975~1976年)

日本侵略を狙う、女王ヒミカ率いる邪魔大王国(じゃまたいおうこく)と戦うロボットが鋼鉄ジーグです。主人公の司馬宙はサイボーグで、彼がジーグの頭部に変形すると巨大輸送機ビッグシューターからパーツが射出され、磁石の力で合体。鋼鉄ジーグとなって敵のロボット・ハニワ幻人と戦います。

原作は永井豪と安田達矢。イタリアのジーグ熱はすごいらしく、主題歌がルノーのCMに使われるほどだとか。さらに、ジーグの主題歌を演奏しているバンドの数といったら! 動画を検索してみると、あまりの数の多さに変な笑いが出てしまうほどです。

今回公開される『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の舞台は現代のローマ郊外。孤独なチンピラのエンツォは、ふとしたことで超人的なパワーを手に入れます。しかし、世話になっていた“オヤジ”を殺され、遺された娘アレッシアを守る羽目に。ところが、このアレッシアというのが片時もDVDを手放さないほどの、「鋼鉄ジーグ」の大ファンでした。やがて、彼女との交流を通じて、エンツォは徐々に正義に目覚めていきます。……俺がやめたら誰がやるのか、バンバン!

放送時間、街角から子供が消えた?『UFOロボ グレンダイザー』(1975~1977年)

こちらも原作は永井豪。地球侵略を企むベガ星連合軍と、デューク・フリードが操縦するスーパーロボット・グレンダイザーの戦いを描いたロボットアニメです。

フランスでは「ゴルドラック」という題名で放送され、“視聴率100%をとった!”という話が有名です。とはいえ、世代別の集計である上に、当時フランスにはテレビ局が3つしかなかったための数字なんだとか。それにしたってすごい視聴率ですけどね。イラクでも大人気だったそうで、放送時間になると街角から子供の姿が消えたという逸話が残っています。日本でも昭和20年代後半、ラジオドラマ「君の名は」が始まると女風呂が無人になったといわれていますが、その話を彷彿とさせますね。

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最終更新:5/10(水) 7:10

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