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DOWAHDの前3月期、経常増益365億円

鉄鋼新聞 5/10(水) 6:01配信

 DOWAホールディングスの17年3月期連結決算は、売上高4105億300万円で前期比1%増、経常利益365億400万円で同比4・1%増、純利益261億6900万円で同比19・9%増。年間配当は1株当たり18円で据え置き。

 円高影響があったものの、下期に亜鉛など金属価格が上昇したことに加え、銀粉や伸銅品など主力製品が堅調に推移したことから増収増益。純利益は特別損失の減少などから大幅な増益。
 セグメント別では、環境・リサイクルは低濃度PCB廃棄物処理の増加などから増益。製錬は亜鉛価格の上昇があったものの、円高影響や亜鉛の原料条件悪化などから減益。電子材料は銀粉が増加したが、円高影響などから減益。金属加工は自動車向け、スマートフォン向けの伸銅品が好調だったことから大幅な増益。熱処理はインドやタイなどでの受注増やコスト低減効果などから増益となった。
 今期予想は売上高4340億円、経常利益365億円、純利益260億円。成長投資に伴う減価償却費の増加、エネルギーコストの上昇、製錬原料条件の悪化など減益要因があるものの、為替相場・金属価格の好転などから前期並みの経常利益を見込む。前提条件は為替が1ドル=115円(前期比6・6円安)、銅価格がトン5500ドル(同比346ドル高)、亜鉛価格がトン2700ドル(同比333ドル高)。
 なお、配当予想は10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式5株を1株に併合)を実施する予定であることを考慮し、1株当たり90円を予定。

最終更新:5/10(水) 6:01

鉄鋼新聞