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イトウ、鮮やか婚姻色 北海道の川で産卵クライマックス

北海道新聞 5/10(水) 7:19配信

日本最大の淡水魚 「幻の魚」体長80センチ

「幻の魚」と呼ばれる日本最大の淡水魚イトウが、産卵のために宗谷管内の河川を下流部から上流へと遡上(そじょう)している。雄と雌のペアによる産卵活動はピークを越え、まもなく終盤を迎える。

 サケ科のイトウは絶滅危惧種に指定され、寿命は長ければ25年以上になる。雪解けで増水するこの時季、冬場に身を潜めていた湿原や沼から、川の上流へと一気にさかのぼる。

 幅約3メートル、水深40センチほどの小川では、婚姻色の赤に染まった体長約80センチの雄同士が雌を巡って争い、体をぶつけ合ったり、かみついたりしていた。ペアになったイトウは、雌が尾びれで川底の小石をはねて産卵床を作ると、雄が雌の周りを動き回り、体を震わせて産卵を促していた。

北海道新聞

最終更新:5/10(水) 9:58

北海道新聞