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青森・中泊町議ら4人逮捕 町長選巡り買収疑い/落選候補幹部も

デーリー東北新聞社 5/10(水) 10:32配信

 4月9日投開票の中泊町長選を巡る選挙違反事件で、五所川原署と青森県警捜査2課は9日、公選法違反(現金買収、事前運動)の疑いで、同町町議を含む3人を新たに逮捕、4月18日に同法違反容疑で逮捕した飲食店経営工藤秀子容疑者(59)=同町田茂木若宮=を再逮捕した。4人は容疑をおおむね認めている。

 逮捕されたのは、落選した工藤修逸氏派の選対本部長で同町議の農業鈴木長一郎(61)=同町田茂木若宮=、後援会長の無職荒関壽久(69)=同町中里亀山=、運動員の農業小林秀光(69)=同=の3容疑者。工藤容疑者は運動員だった。

 4人の逮捕容疑は共謀の上、告示前の3月下旬、有権者数人に投票と票の取りまとめを依頼、現金供与の申し込みをしたほか、現金計十数万円を供与した疑い。

 県警などによると、現金のやりとりは手渡しで行われ、新たに逮捕された3人は工藤容疑者の最初の逮捕容疑にも関与。県警は現金買収に絡む役割分担や、候補者からの指示の有無なども含めて捜査している。

 また、青森地検は9日、工藤容疑者を同法違反(現金買収、事前運動)の罪で起訴した。起訴状によると、工藤被告は3月下旬、町内で有権者1人に投票と票の取りまとめを依頼、その報酬として現金1万円の供与を申し込んだほか、別の有権者2人に対しても同様に依頼し、計2万円を供与したとしている。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/10(水) 10:32

デーリー東北新聞社