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台風災害を乗り越え開花 北海道芽室町でオオバナノエンレイソウが見ごろ

十勝毎日新聞 電子版 5/10(水) 11:58配信

 昨年の台風で甚大な被害を受けた芽室町の新嵐山スカイパークで、オオバナノエンレイソウが今年も見事な花を咲かせた。台風時、群生地には川の濁流が押し寄せ、植生への影響が心配されていた。支配人の相馬光明さんは「今年は見られないのではと諦めていたが、野生は強い。勇気をもらいます」と感慨深く話している。

 台風による大雨で近くを流れる美生川が氾濫し、同パークの国民宿舎新嵐山荘の一部が浸水した他、オートキャンプ場やパークゴルフ場も大きな被害を受けた。キャンプ場は今も復旧の見通しが立っていない。

 展望台入り口の道路の南北に広がるオオバナノエンレイソウ群生地には、濁流が道道清水大樹線を横切って押し寄せ、道路もえぐった。

 相馬さんによると、オオバナノエンレイソウは今月5日ごろから花を付け始めた。あちこちに台風の爪痕が残る中、一足早く満開となったニリンソウとともに大小の白い花が一帯に広がっている。20日ごろまで見頃という。(澤村真理子)

十勝毎日新聞

最終更新:5/10(水) 11:58

十勝毎日新聞 電子版