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自動車教習所がラブコール、試乗イベントでバイク離れに歯止めをかける!

ニュースイッチ 5/10(水) 8:01配信

未体験者や小学生に楽しさ伝える

 2輪の販売台数が下がり続けている中、自動車教習所が主導してバイクに乗ったことがない人でも楽しめるイベントを開き人気になっている。

 神奈川県藤沢市の藤沢高等自動車学校では4月23日に「春のバイク祭り」が開かれた。国内外のメーカーモデルの試乗会や教官と一対一による体験教習、各パーツショップによるブースなどのコンテンツを催した。

 昨年に続き2度目で、今回から国内のバイクメーカー4社(ホンダ、ヤマハ発動機、スズキ、川崎重工業)や日本自動車工業会(自工会)などが協力。告知などを展開しつつ、イベントが2輪人口の増加にどのようにつながるか、またイベントをどのようにバイク人気につなげていくかを探った。

 今回の来場者は、アンケート回答者ベースで昨年より約100人多い588人が来場。2輪免許取得希望者の入校も3人増えて29人となった。同校の後藤輝美副管理者は「今年は盛況だ」と笑顔だった。

2輪車の国内販売はピークの8分の1

 臼田(さいたま市大宮区、臼田和弘社長)が運営する自動車教習所「ファインモータースクール」の上尾校(埼玉県上尾市)では4月29日、「まるごとバイクフェスティバル」が開かれた。

 このイベントは05年、教習車両の取引がある専門店のサイクルロードイトー(さいたま市北区)と協力してスタート。「単純に2輪の楽しさを広げたいと感じたのと、2輪人口の底上げを図りたく、始めた」と藤井達哉総務部お客様課長は振り返る。

 国内外各メーカーのモデルの試乗会のほか、教官にマンツーマンで教えてもらえる体験教習や、小学生向けのミニバイク走行会などがある。

 今年から会員制交流サイト(SNS)にページを開設し、情報発信を始めた。その結果、去年より400人増の約1400人が来場した。2輪免許を取得するために同教習所へ入校する人数もここ3年は増加傾向にある。今後も継続開催を予定している。

日刊工業新聞第一産業部・山田諒

最終更新:5/10(水) 8:01

ニュースイッチ