ここから本文です

パイロットが教える、11の業界用語(アメリカ編)

BUSINESS INSIDER JAPAN 5/10(水) 12:10配信

多くの人にとって、空を飛ぶことはまだまだ謎めいたことだ。

空の旅の秘密を知るために、我々はパイロットで『Cockpit Confidential』の著者でもあるパトリック・スミス(Patrick Smith)氏に、業界の専門用語について質問した。

スミス氏は、ウェブサイトAsk the Pilotで、誤解されがちな航空業界の専門用語を解説している。

専門用語には極めて技術的なものもあるが、ユーモラスなものや、ちょっとばかげているものもある。

「Doors to arrival and crosscheck」

飛行機が着陸し、到着ゲートに近づいた時、通常チーフパーサーによって行われるアナウンス。ドアに取り付けられている緊急脱出用スライドを解除することを指示するもの。さもないと、ドアを開けた途端、脱出用スライドが自動的に開いてしまう。

「All-call」

「All-call」は、緊急脱出用スライドのセット、あるいは解除の手順の一環として行われる。

「客室乗務員に対して、それぞれの担当場所からインターコムを通じて報告を求めるもの」とスミス氏は述べた。

「Holding pattern」

「天候不良や滑走路が渋滞しているときなどに、自動車レースの楕円形のコースのような旋回飛行をすること」とスミス氏。「こうした空中待機経路は航空図で公表されているが、状況によっては経路を変えることもある」

「Last minute paperwork」

多くの場合、このアナウンスは遅延の前兆だ。スミス氏によると、「paperwork」は通常、飛行計画の修正だ。機体の重量やバランスに関係することもある。あるいは単に整備士が機体をチェックするのを待っている場合もある。

「Ground stop」

「管制塔の指示により、出発が差し止められること。一般的に、滑走路の混雑が原因」

「Air pocket」

「乱気流による急激な揺れ」の口語表現。

「Equipment」

「Equipment」とはすなわち機体のこと。「航空業界にとって最も大事なものを、そのものズバリの名称で呼ばないのは、おかしくないか? 」とスミス氏。

「Final approach」

「パイロットにとって、『Final approach』は、着陸の最終段階、つまり最後の直線部分に入ったことを意味する。つまり、機体は滑走路の延長線上にある(仮想の)センターラインに乗っており、もう旋回などはしない段階だ。だが、客室乗務員は低空まで降下した段階という、より広い意味でこの言葉を使っている」

1/2ページ

最終更新:5/10(水) 12:10

BUSINESS INSIDER JAPAN