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流通業者「築地市場は物流に課題」 市場問題でヒアリング

TOKYO MX 5/10(水) 20:52配信

TOKYO MX

 市場の移転問題を協議する東京都の「市場のあり方戦略本部」が開かれ、築地市場を利用する小売業者へのヒアリングが行われました。業者からは築地市場の物流に課題があると指摘する声が上がりました。

 4月に発足した戦略本部で初めて行われたヒアリングには、大手スーパーなどの流通業者3社が出席しました。東京都の小池知事は「実際に都民の食を提供しているので、どのような形で市場を利用しているのか。単に10年後、20年後だけでなく、築地市場も80年続いているので、サステナビリティー(持続可能性)をきちんと考えた在り方を検討していきたい」とあいさつしました。

 出席した流通業者らは、市場の仕入れの割合は減少傾向にあるものの、安定した供給の面で一定の役割があるとした上で、築地市場をはじめとした現在の市場の物流ルートに課題があると指摘しました。マルエツの上田真社長は「今の築地市場は荷さばきスペースが非常に狭いという課題、物理的な問題がある」、イオンリテールの井出武美専務は「生鮮食品の命は鮮度だと思う。鮮度の一つは温度管理。市場も含めて一気通貫で温度管理ができる状態をつくっていくのが付加価値につながる」と述べました。このほか、「魚の売り上げが一番高くなる日曜日にも市場を営業してほしい」などの意見が出ました。

 11日には市場の業界団体のヒアリングを行いますが小池知事は出席しないことが分かっていて、業界からは批判の声も上がっています。

最終更新:5/10(水) 20:52

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