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「ボーナス(生存給付金特約や無事故給付金特約)」が出る生命保険ってホントにお得なの?

5/10(水) 6:25配信

マネーの達人

保険の「ボーナス」機能

生命保険のなかには、3年後とか5年後とかに『ボーナス』と称して契約者にお金が支給されるものがあります。

これらは生存給付金特約や無事故給付金特約と言われます。何年後かに、また特に忘れていたころにお金が返ってくると聞くと確かにうれしいですね。

とくに女性の方は、掛け捨ての保険が嫌だから、このようなボーナス機能のある保険に入る傾向にあります。

この給付金特約、はたして仕組みはどうなっているのでしょうか?

生存給付金とは何か?

生存給付金とは、生命保険の特約の一つで、一定期間後に契約者が生存している場合に限り、定められた金額が支給されるものです。

この生存給付金は3年とか5年とかに定期的に受け取ることができます。

またこの生存給付金を据え置いて満期の際に一括して満期給付金とともに受け取ることもできます。その場合は生存給付金を保険会社にて運用していますので利息が付きます。

無事故給付金とは何か?

無事故給付金または健康祝給付金とは、同じく生命保険の特約の一つです。

保険加入後に病気やケガで入院などの保険を使用していないことを条件に一定期間後に定められた金額が無事故ボーナスとか健康祝い金などの名目で契約者に支給されるものです。

保険料はお得なのか? 損なのか

いずれの特約についても、「生存している」とか「無事故である」とか、条件を満たせば一定期間後には契約者に戻ってくる分があるため、特約保険料としてあらかじめその分を上乗せして保険料が高くなっています。

また無事故給付金は、もし病気で入院などして保険給付金が支給された場合には、もちろん無事故給付金はありません。入院保険金を支給されたとしても高い保険料を払った上に無事故ボーナスがないのは少しさみしい気がします。

「ボーナス」は自分の支払ったお金

先ほど説明したように、これらの特約は、その分高い保険料を払って一定期間後に支給されますが、結局は自分の支払ったお金が戻ってくるものです。

無事故ボーナスを支給されて何か得したと思いがちですが、実際には自分が払ったお金なので損も得もないのです。

貯金したいけど、どうしても貯まらない方には強制的に積み立てをする方法としてはよいかもしれません。

保険料を払うのは私たちですので、このような商品を勧めてくれる生保外務員の方には自分が納得するまで、損なのか得なのかも含めて、補償の仕組みを説明していただき、十分理解してから加入することをお勧めいたします。(執筆者:和田 修三)

最終更新:5/10(水) 6:25
マネーの達人