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郷土の偉人 遺徳しのぶ 諫早・森山東小で土橋貞恵翁祭 歌を斉唱、創作劇も披露

長崎新聞 5/10(水) 10:14配信

 江戸末期の医師で、私財を投じ長崎県諫早市森山町の発展に尽くした土橋貞恵(1776~1865年)の遺徳をしのぶ「第151回土橋貞恵翁祭」が命日の9日、同町の市立森山東小であった。

 同市長田町生まれの土橋は長崎市でオランダ医学を学び、1805年に現在の同校の正門前に開業。医療で得た財で、貧しい患者に薬や米を与え、地域の道路改修、ため池や石橋を造るなど奉仕。自らは質素な生活を送った。幼名の「多助」から「多助ぼっさん」の名で親しまれたという。

 祭は住民などでつくる実行委が主催し、町内の児童生徒や土橋の子孫ら約330人が出席した。祭壇に参拝し、功徳をたたえる歌を斉唱。同校5年生28人が、土橋の幼少期から医師になるまでの自作劇を披露した。

 実行委の会長を務めた同校長の池永義則さん(56)は「土橋貞恵を知ることで、故郷と人を愛する心を受け継いでほしい」と話した。

長崎新聞社

最終更新:5/10(水) 10:14

長崎新聞