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【FIA-F4】チャンピオン宮田莉朋、意地の連勝「富士はホームコースだし、勝ちたかった」/第3戦&第4戦富士

5/10(水) 12:34配信

motorsport.com 日本版

 5月3日、4日に富士スピードウェイでFIA-F4の第3・4戦が行われ、宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)が2連勝をマーク。一気にポイントランキングトップに躍り出た。

【写真】富士で2連勝を飾った昨年のFIA-F4チャンピオン、宮田莉朋

 開幕ラウンドの岡山では思わぬ苦戦を強いられた宮田だが、ここ富士は宮田にとってもチームにとってもホームコース。予選からアグレッシブに攻めていき、第3戦は2番グリッドを獲得する。

 決勝では、大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)と抜きつ抜かれつの壮絶なバトルの末、優勝。レース序盤は大湯に大きく離される場面もあったが、最後は帳尻を合わせたかのように彼を追い詰め、見事な逆転勝利を飾った。

 続く第4戦は宮田がポールポジションからスタート。1コーナーではしっかり先頭を死守するが、4周目のコカ・コーラコーナーでコースオフ。これで笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)にトップを明け渡してしまう。それでも、宮田は冷静に追い上げ10周目のメインストレートでオーバーテイク。序盤にミスがあったものの、ここでもチャンピオンらしい強さをみせ2連勝を飾った。

「序盤は、HFDP勢の方がペースが速いことはわかっていたので、後ろに下がらないようにしようと心がけました。1~2周目でポジションをキープできていたことが勝因になったと思います」と、第3戦の好バトルについて冷静に語った宮田。

 第4戦については、序盤のコースオフについては路面のコンディションが原因だったとのこと。「路面が滑りやすい状況でしたが、それにもっと早く気づいていれば、もっと楽なレースができたのかなと思います」と、こちらはやや反省気味だった。

 ただ、全体を通して今回の富士ラウンドでは何か手応えというか、ここ数レースでのうっ憤を晴らすようなレースができた模様。

 岡山ラウンドではチャンピオンとして臨んだにもかかわらず2連敗を喫し、続く全日本F3選手権の鈴鹿ラウンドでも予選でトラブルが発生し2戦とも走れずリタイア。自分自身、思うようにレースができなかった部分もあったが、直近数レースでの出来事も、自身をかりたてるモチベーションになっていたようだ。

「F3は使っているマテリアルが違うところもあるので、勝つのは簡単ではない部分もあります。富士はやっぱりホームコースだし、F4の方が勝つ確率が高いと思っていたので、今回もちろん勝ちたかったです。変にストレスという部分はあまりなく、(ここ数戦思うように走れなかったことを)うまく闘争心にかえて、勝つためにこの準備が必要だと思ってそれを実行してきました」

「今回は速さだったり、スタートもうまくきまりました。次は富士のF3なんで、この流れを生かして良いレースにしたいなと思っています」

吉田知弘