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ガソリンとクルマの「相性」はある? ガソリンブランドごとの品質のちがいは?

5/10(水) 16:10配信

乗りものニュース

スポーツカー所有者の約4割は「ブランド」重視

 駐車場やカーシェア事業を展開するパーク24(東京都千代田区)は2017年4月、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象にした「ガソリンスタンド選びと給油」についてのアンケート結果を発表しました。

【グラフ】所有車種別「ガソリンスタンドを選ぶ基準」

 それによると、「ガソリンスタンドを選ぶ基準」(複数回答可)は「価格」が75パーセント、「場所」が61パーセントである一方、「ガソリンスタンドのブランド」で選ぶ人も全体の22パーセントを占め、特にスポーツカー所有者においてはその割合が38パーセントと、ひときわ高くなっています。

 インターネット上では、ガソリンとクルマとの「相性」があり、走りや燃費に影響する、という記述も多くみられます。ブランドによるガソリンのちがいは、どのようなところにあるのでしょうか、石油の業界団体である石油連盟に聞きました。

――ガソリンは各社で何がちがうのでしょうか?

 基本的にはJIS規格の範囲で各社一定の品質のもとにつくっているので、変わりはありません。ただ、ハイオクについては特徴が多少異なってきます。

――スポーツカーではブランドで選ぶ人が多いというのは、なぜだと思いますか?

 スポーツカーはハイオク指定車種が多いですし、そもそもクルマにこだわりを持った所有者でしょうから、行きつけのスタンドで同じガソリンを入れたいという人が多いのではないでしょうか。

――ハイオクはほかのガソリンとどのような点がちがうのでしょうか?

 ハイオクには添加剤やエンジンの洗浄剤が加えられており、レギュラーガソリンよりもオクタン価(エンジンの燃焼室内における「ノッキング」と呼ばれる異常燃焼の起こりにくさを表す指標)が高くなっています。添加剤のちがいや、配合のちがいで各社それぞれの特徴が打ち出されていますが、ベースとなる石油そのものの品質は変わらないと思います。

――そのちがいがクルマにどう影響しますか? クルマとの相性はあるのでしょうか?

 ブランドごとのちがいによる影響はお答えする立場にはありませんが、そもそも、国産車であればレギュラーガソリンでも動くようにつくられていますので、基本性能は大きくは変わらないと思います。クルマとの相性という面は、特に聞きません。

※ ※ ※

 石油連盟によると、レギュラーガソリンはブランドによってちがうものではないといいます。では、ハイオクのブランドによるちがいは、クルマにどう影響するのでしょうか。

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