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ゆるふわギャング、初ワンマン・ライヴ “ドラマティックかつ美しい”最高のヒップホップ

5/10(水) 12:11配信

AbemaTIMES

 ゆるふわギャング、デビュー・アルバム『MARS ICE HOUSE』を引っさげての初ワンマン・ライヴが行われた。ステージ後方のブース内にバックDJのWardaaが登場し、Sophieeの声によるリマーカブルな<ゆるふわボイス・タグ>が流れた直後、「Go! Outside」でステージが開幕。

 文字どおり元気よく飛び出してきた二人は、客席後方からでも分かるほどに余裕と自信を保っているように見えた。スクリーンに映し出された映像も相まって、まるでステージの上は二人のワンダーランドのような雰囲気。

 冒頭に続いてパフォームされた「パイレーツ」で歌われる<We’re Pirates 奪いに来た>というリリック通り、瞬時に観客の心を奪って行き、続く「Sad But Good」ではオーディエンスの合唱もバッチリで、特に、キワどい歌詞も一緒に合唱する様子は本当に痛快!

 そして、アルバムの中でも最もドープな一曲「YRFW Shit」では、特にSophieeのディーヴァ然としたスピット具合が非常に印象的だった。この夜、唯一のゲスト・ラッパーとして登場したLUNV LOYALを迎えた「グラセフ」を経て、彼らの名刺代わりでもあるスマッシュ・ヒット曲「Dippin Shake」「Fuckin’ Car」を続けて披露。

 スタンドマイクを用いた「Hunny Hunt」や、Sophieeのソロ楽曲「High Times」では特に二人の表現力の豊かさを感じたほどで、特にこのパートではSophieeの繊細かつ大胆なパフォーマンス・スキルにうっとりしたオーディエンスも多かったのではないかと思う。

 そして、ライヴも折り返したところで流れてきたのは、なんとスーパーカーの「Free your Soul」。以前より好きなアーティストとしてスーパーカーの名前を挙げていた二人だったが、まさかこんな大胆な形で彼らをフィーチャーするとは!気持ちよさそうにステージの上で自分たちのフェイヴァリット・チューンに身を委ねる二人は、タイトル通り何かから解放されているように見えたし、抱えきれぬほどの多幸感が溢れているようにも見えた。

 そこから、アルバムのリード曲「Escape To The Paradise」へ。誇らしく自分のヴァースをキックするRyugo Ishidaは間違いなくロックスターの顔付きになっていたし、あの瞬間、オーディエンス全体の一体感も最高潮に達したのではないかと思う。まさに、ゆるふわギャングと観客とが、何か一つの同じものを見ているようなヴァイブスを感じた瞬間だった。

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最終更新:5/10(水) 12:11
AbemaTIMES