ここから本文です

「甘さは例年以上」胸張る味 6月には大玉も 富里スイカ出荷査定会

千葉日報オンライン 5/10(水) 12:20配信

 スイカの本格的な出荷シーズンを前に、全国屈指の生産量を誇る千葉県富里市で9日、品質の統一基準を定める査定会が開かれた。同市七栄のJA富里市(富里市農協)には生産農家らが集まり、ズラリと並んだスイカの糖度や形を確認。「生育はやや遅れ気味だが、甘さは例年以上」と胸を張った。

 JA富里市には約200人のスイカ生産者が所属。査定会は、市内各地で等級判定に当たる農家代表の検査長らが、同じ基準で等級を判断できるようにするのが目的で、富里スイカのブランド維持へ欠かせない風物詩となっている。

 この日は、関東をはじめ関西や東北など国内各地の市場関係者が見守る中、検査長たちはスイカを手に取り傷の有無や色つやを調べ、軽くたたいて身の詰まり具合を確認。スイカを切って糖度や味も確かめ、本格的な出荷に備えた。

 JA富里市西瓜部の杉本好一部会長(65)によると、昨年8月の台風9号でビニールハウスが被害を受けるなど栽培面積が約10ヘクタール減少。2~3月の曇天や降雪の影響で生育はやや遅れ気味だが、「4月に入って朝昼の温度差で甘さが増し、今は小ぶりだが順調に生育している。出荷ピークの来月中旬には大玉が取れるはず」と話した。

 7月中旬までのシーズン中に45万ケース(2玉入り)の出荷を見込む。

最終更新:5/10(水) 12:20

千葉日報オンライン