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市営牧場で牛の放牧始まる/三沢

デーリー東北新聞社 5/10(水) 10:58配信

 青森県の三沢市営牧場で8日、2017年度の牛の放牧が始まった。11月17日までの間、牧場を管理する三沢畜産公社が市内16戸の畜産、酪農家から175頭を預かり、管理面積113ヘクタールの広い草地で伸び伸びと育て、肉質や生乳の向上を目指す。

 生産者の負担軽減と牛の健康的な生育が狙い。肉牛は黒毛和種95頭、乳牛はホルスタイン種80頭。根井・仏沼両地区の牧場で飼育し、いずれも約4ヘクタールに区切られたエリアを、牛が食べる牧草の減り具合に応じて移動させる。

 初日の放牧は肉牛が52頭で乳牛は68頭。担当者がトラックで搬送した牛の背中に駆虫剤をかけた後、外に放した。牛は青空の下で鳴き声を上げたり、体を大きく動かしたりしながら、広々とした屋外で日光を浴びていた。

 関係者は今後も順次放牧し、期間中は採血など衛生検査や病気予防を肉牛9回、乳牛11回にわたり実施することにしている。

 今年は気温、雨量とも十分なことから牧草の生育は例年より良好という。同公社の大森光城牧野管理課長補佐は「牛の病気やけが、事故には常に注意している。健康に育てて農家に返したい」と話していた。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/10(水) 10:58

デーリー東北新聞社