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3敗目の日ハム高梨は「修行が足りない」 吉井投手コーチが問題視した1球

5/10(水) 9:41配信

Full-Count

2回までも好投も3回に落とし穴、「あの1球で後手後手になってしまった」

 日本ハムの高梨裕稔投手が9日、本拠地での西武戦で今季3敗目を喫した。

 快調な立ち上がりに見えた。ストライク先行で簡単に打者を追い込み、直球とフォークで三振を奪っていく。一回り目の打者9人から4奪三振。2回までに2点の援護ももらい、優位に立っていたはずだった。

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 落とし穴が待っていたのは3回だ。1死から秋山に左前打を許し、続く2番・源田を四球で歩かせた。2死までこぎつけた後、中村に2点適時打を許し、さらに栗山に2ランを被弾。あっという間に試合をひっくり返された。

 吉井理人投手コーチが問題視したのは、中村への決め球だった。外角を狙った138キロ直球が真ん中高めへ。「(カウント)2-2からあそこに投げるのはまだまだ修行が足りないですね。あの1球で後手後手になってしまった。ここという時に思う所に投げられるのが勝てるピッチャー。彼にはそうなってほしい」と奮起を促した。

高梨も失投を猛省「失投は見逃してくれないですね」

 高梨自身も失投を猛省した。「外のコースへ強いボールを投げようと思ったのですが、抜けてしまって力ない球になってしまった。失投は見逃してくれないですね。そこは課題」と中村への1球を悔やんだ。

 4回にも3安打で1点を失い、5回を投げて9安打5失点。三振も8個奪う力投だっただけに、もったいない印象が残る。栗山英樹監督は「高梨がどう考え、これからどうまとめていくのかというところ」とさらなる成長を期待した。

 前回登板した2日のロッテ戦では、3安打完封勝利を挙げて、5連勝の起点となった。今回も白星でチームに勢いを与えたいところだったが、チームは連敗して借金は再び2桁の10になった。

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

最終更新:5/10(水) 9:52
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