ここから本文です

「熊本地震の影響持ち直し」GW長崎観光11万人増 映画の影響も

西日本新聞 5/10(水) 11:03配信

 長崎県は9日、今年のゴールデンウイーク(GW)期間中の県内観光客の動向をまとめた。4月29日~5月7日(9日間)の主要30観光施設の観光客数は59万3918人で、熊本地震の影響で落ち込んだ前年(4月29日~5月8日の10日間)から11万9209人増え、2015年(4月25日~5月6日の12日間)の58万9146人も上回った。

 主な施設の期間中の観光客数はハウステンボス(佐世保市)12万5400人(前年比9・8%増)▽長崎歴史文化博物館(長崎市)6万4906人(同397・7%増)▽グラバー園(同)4万6933人(同27・8%増)▽九十九島パールシーリゾート(佐世保市)が4万3756人(同4・8%増)だった。

 熊本地震で震度5強や5弱を観測し、観光へ深刻な影響が出た島原半島では、雲仙岳災害記念館(島原市)が前年比101・3%増、みずなし本陣ふかえ(南島原市)で同32・1%増と客足が戻った。島原城の客足は2年前の水準に回復し、管理会社は「対岸の熊本からの客も多く、復興の兆しを感じた」と説明する。

 1月に公開された米映画「沈黙-サイレンス-」の舞台、長崎市外海地区にある遠藤周作文学館も170・3%増の1395人。イベントの人出は波佐見陶器まつりが32万2千人で県内最多だった。

 県観光振興課は、今年のGWは5連休があり、期間中の天候に恵まれたことを観光客増加の要因に挙げ「熊本地震の影響もおおむね持ち直している」と分析した。

=2017/05/10付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:5/10(水) 11:03

西日本新聞