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【WEC】「トヨタに敗北した理由はタイヤの磨耗のせい」とポルシェ。一方、ル・マン24時間レースに対し「自信がある」

motorsport.com 日本版 5/10(水) 18:46配信

 WEC(世界耐久選手権)第2戦スパの予選で、ポルシェはポールポジションを獲得してみせたが、決勝ではトヨタに1-2位を奪われた。

現在のマニファクチャラーズランキング。トヨタが9ポイント差で首位に立っている

 2号車ポルシェを担当したブレンドン・ハートレーとティモ・ベルンハルト、アール・バンバー組は、レースの途中でタイヤのトラブルに見舞われ、予定していなかったピットインを行い、その後もLMP2クラスと接触したことでフロントカウルの交換を強いられたりと不運が続き、3位でチェッカーを受けた。ポールシッターの1号車ポルシェは4位に終わった。

 ポルシェのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、ポルシェがトヨタに敗北した理由を、レース日の気温が初日と2日目よりも高くなったことで、想定通りにタイヤが機能しなくなったためだと説明した。

「ローダウンフォース仕様のパッケージはタイヤの磨耗が激しい。そのせいで、我々はハイダウンフォース仕様エアロを投入したトヨタのスピードについていくことができなかった」

「しかし2台のポルシェ919Hybridと、トヨタ唯一のローダウンフォース仕様のエアロを装着した9号車を比較すると、我々の方が優れたパフォーマンスを発揮していた。(2号車ポルシェの)タイヤのパンクによるロスタイムを加味すれば、まずまずといったところだろう」

「来週アラゴンで我々は耐久テストを行う。その後のル・マンが楽しみだ」

 2号車ポルシェは、開幕戦シルバーストンで8号車トヨタに6秒差をつけられて2位となり、今回のスパでは35秒差をつけられての3位に終わった。それにもかかわらず、ハートレーはポルシェのパフォーマンスに自信を持っており、ル・マン24時間レースでも良い戦いができると語った。

「トヨタは確かに速かった」

「気温の高くなった決勝日は、初日と2日目に比べるとかなりバランスが異なっていた」

「僕たちのレースは、パンクに見舞われるという想定外の事態にあったから少し不運だったと思う。でも、それをマシンのパフォーマンスがカバーしてくれたし、その後も間違いなくレースで争っていた」

「今回の3位は望んでいたものではなかったけど、ル・マンに向かうのに、僕たちは自信を持っていても良いと思う」

 現在のポイントリーダーは8号車トヨタのアンソニー・デビットソンとセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴であり、2番手の2号車ポルシェに17ポイント差をつけている状況だ。

Jamie Klein

最終更新:5/10(水) 18:46

motorsport.com 日本版