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【MLB】緊急出場で貴重な安打のイチロー、マ軍コーチ称賛「我々にはイチがいた」

Full-Count 5/10(水) 13:11配信

初回にイエリッチ&指揮官が退場、緊急出場のイチローは一時勝ち越しにつなげる安打

 マーリンズのイチロー外野手が9日(日本時間10日)の本拠地カージナルス戦でスクランブル出場し、一時勝ち越しにつなげるヒットを放った。チームはその後、5-6と痛恨の逆転負けを喫して2連敗。この日指揮を執ったティム・ウォーラック・ベンチコーチは試合後の会見で逆転負けを悔やみつつ、突然の出番にも結果を残したベテランを称賛した。

イチロー、メジャー通算では今何位? MLB歴代通算安打数ランキング

 マーリンズはこの日の初回、「2番・中堅」でスタメン出場していたイエリッチが見逃し三振に倒れた際に判定に不服の色を見せて退場に。直後に抗議したドン・マッティングリー監督も退場処分となった。

 これを受けて2回の守備から急きょ出場となったのがイチロー。4回の第1打席では空振り三振に倒れたが、1-1の同点で迎えた6回無死一塁の2打席目では相手先発の右腕ウェインライトから中前安打を放ち、今季初の3試合連続ヒットを記録した。

 これで1死一、三塁とチャンスを広げたマーリンズはその後、1死満塁とするとディートリッチが右翼線へ2点二塁打をマーク。二塁走者のイチローも生還し、メジャー通算1399得点で史上96人目の1400得点に王手をかけた(日米通算では2057得点で歴代8位)。

メジャー通算3038安打&歴代24位に「15」、「イチは良い仕事をした」

 マーリンズはこの回一挙4点を奪ったが、救援陣が踏ん張れず、8回に4失点で追いつかれると9回に1点を勝ち越されて逆転負けを喫した。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」はこの日試合を指揮したウォーラック・ベンチコーチの会見の模様をレポート。同コーチは1回3安打4失点を喫したバラクローら救援陣について「おそらく、働かさせすぎというより十分に機能することができていなかった。多く投げているときは、普段選手には切れがある。おそらく、我々には最近そのような機会がなかった」と語りつつ、急な出番にもきっちり対応したイチローを高く評価し、「毎試合、私はこのようなことに対して準備が出来ている。私の義務の一部だからね。幸運にも、我々にはイチがいた。1回でイエリッチを失いたくはなかったが、イチは良い仕事をした。少なくとも1本、おそらくは数本打つと思っていた」と称賛した。

 イチローはこの日3打数1安打1得点でメジャー通算3038安打とし、歴代24位のロッド・カルー(3053本)まで残り15本としている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/11(木) 10:05

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