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マクロン次期仏大統領、早くもトランプ氏と電話会談

AbemaTIMES 5/10(水) 18:00配信

 フランスの次期大統領に決まったマクロン氏が早くも大統領府主催の行事に姿を見せ、アメリカのトランプ大統領との電話会談も行った。

 マクロン氏は5月8日、オランド大統領に招かれる形で第2次世界大戦の勝利を記念する式典に参加し、公務さながらに歴代大統領らとともに戦死した軍人を追悼した。マクロン氏が正式に大統領に就任するのは14日の予定で、それまでに首相を誰にするか明らかにするとしている。

 また、マクロン氏は、アメリカのトランプ氏との電話会談も8日に行った。ホワイトハウス側の発表によると、トランプ氏はマクロン氏の大統領選での勝利を祝福し、緊密に連携しながら共通の課題に取り組みたいと伝えたという。さらに、25日に開かれるNATO(北大西洋条約機構)の会議に合わせて首脳会談をすることで一致した。

 フランス史上最年少の39歳で次期大統領に就任することになったマクロン氏。親EU路線をとり経済改革に前向きな姿勢を見せているが、議員経験はなく、議会の運営に支障が出るのではとの声もある。

 テレビ朝日前米国総局長・元経済部長の名村晃一氏は「6月にある議会選挙の結果で今後の手腕が問われる」と分析。

 さらに、「マクロン氏は議会経験はないものの、金融の世界で手腕を発揮したビジネスエリート。今までの建前の政治を変えようという有権者の声でマクロン氏がでてきた。ただ、あまりにエリートすぎてフランスの一般人からすると鼻に付くところもある。彼の信条であるだろう“臨機応変さ”を抑えて議会運営も上手く行えると、非常に人気が出るだろう」との見方を示した。

 パリ市内では、自由競争を重視するマクロン氏の政策に反発を抱く若者らによるデモ行進が行われた。今、フランスでは若者の4人に1人が失業者で、移民に対しての不満が募っている。

 激しい選挙戦で分裂した国民を今後どのようにまとめていくのか、マクロン氏の政治手腕が問われる。(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)

最終更新:5/10(水) 18:00

AbemaTIMES