ここから本文です

「私たちにも参政権を!」…青少年たちの“模擬大統領選挙”集会

5/10(水) 15:59配信

ハンギョレ新聞

青少年団体の会員200人余りが光化門で 満18歳の参政権を要求する集会開き 全国30カ所あまりで「青少年投票」実施

 「民主主義の祭り」である選挙に参加できない青少年たちが怒った。

 第19代大統領選挙投票日の9日、青少年たちはソウル光化門(クァンファムン)に出て「満18歳の参政権」を要求し、「青少年を排除した選挙は民主主義ではない」と宣言した。彼らは「これからも粘り強く『青少年参政権』を要求する」とし、「模擬大統領選挙」も行った。

 この日午後、教育共同体「ナダ」、民主青少年連帯などの青少年団体は、200人あまりが集まる中、ソウル光化門交差点で集会を開き、「18歳選挙権」、「年齢とは関係なく政党加入や選挙運動などの政治的自由保障」、「表現・集会の自由を抑圧する校則の廃止保障」を要求した。

 青少年人権行動「アスナロ」の活動家チェリ氏(19)は、「青少年に必要なのは、自分の意見を披瀝することのできる政治的権利だ。生徒の身体を統制しようとする校則について抗議する権利、青少年を勉強だけする存在に閉じ込めようとする言葉に対して反論できる権利などだ。このような権利を勝ち取るためにもっとも必要なものが『青少年参政権』だと思う」と話した。青少年参加行動「ピサン(飛翔)」のムン・ジュンヒョク委員長(17)は「これからは青少年も民主市民の一員として参加することを希望する。私たちは自分が信じる政治的信念と社会的問題に対して主人として自分の見解を明らかにできる社会を望む。スペックや成績に轢かれる厳しい生活から脱け出て、自分の人生を変える大統領を自分の手で選ぶことを望む」と話した。

 この日集会会場付近では青少年たちの「模擬大統領選挙」が行われた。韓国YMCA全国連盟がつくった「青少年が直接選ぶ第19代大韓民国大統領運動本部」(運動本部)は、午前6時から全国30カ所で「青少年の大統領選挙」を進めた。投票権がない満19歳未満が「模擬大統領選挙」の選挙権者だ。この日午前までに6万人余りが選挙人団に登録した。光化門の教保ビル前に並べられた現場投票所で一票を行使した高校生のチャン・ジェウォンさん(16)は「セウォル号とろうそく集会を見ながら、私は自分の力で何ができるか考えていたが、模擬投票があったので参加した」と話した。また別の高校生のキム・ヒョンジョンさん(17)は「次の大統領は、青年失業の解決と女性の人権伸張に多くの力を注いでほしい」と話した。運動本部側は青少年たちが選択した大統領当選者に直接当選証も渡す計画だ。

 全国連盟は第19代大統領選本投票が開かれた9日、青少年らを対象に全国で行った「模擬大統領選挙」で、共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)当選人が計5万1千715票のうち2万245票を得て、39.14%の得票率で1位を占めたと10日明らかにした。本投票とは異なり、正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補が36.02%を得て、僅差で2位に上がり、正しい政党の劉承ミン(ユ・スンミン)候補(10.87%)、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補(9.35%)、自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補(2.91%)の順に続いた。

パク・スジ記者、チェ・ホジン、イム・セヨン教育研修生 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:5/10(水) 15:59
ハンギョレ新聞