ここから本文です

大統領文在寅…10年ぶりの政権交代

5/10(水) 13:05配信

ハンギョレ新聞

第19代「ろうそく大統領選挙」で圧勝 文当選人「偉大な国民の偉大な勝利…統合成し遂げる」 今日、国民向け談話を発表…首相・秘書室長なども発表される見込み

 第19代大韓民国大統領に共に民主党の文在寅候補が当選した。文当選人は10日の中央選挙管理委員会の大統領選挙の開票集計結果、6時53分現在(開票率100%)、有効投票の41.1%の1342万3800票を獲得し、24%の得票にとどまった自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補(785万2849票)に大差をつけて当選を確定した。選挙運動期間前半、文当選人と“両強構図”を形成した国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補は21.4%を得票して3位に止まっており、正しい政党の劉承ミン(ユ・スンミン)候補(6.8%)、正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補(6.2%)がその後に続いた。

 文当選人は当選が事実上確定した9日夜11時45分、ソウル光化門(クァンファムン)広場に出て「正義の国、統合の国、原則と常識が通じる国らしい国を作るために、行動を共にしてくださった偉大な国民の偉大な勝利」だとしたうえで、「国民の大統領、私を支持しなかった方々にも仕える、統合大統領になる」と明らかにした。選挙運動期間中に強調した「積弊の清算」より「国民統合」に重きを置いた発言だ。

 文当選人の勝利で野党は2008年2月の盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領退任以来、10年ぶりに政権を取り戻すことに成功した。この期間中政権を握ったセヌリ党は、政権の中枢の特権と腐敗の実態が明らかになり、史上初の大統領罷免の事態を迎えたのに続き、それから2カ月後に行われた大統領選挙でも得票率20%台半ばの成績を記録した。

 今回の大統領選挙の結果は「ろうそく集会の民心」として噴出した韓国社会の「全面的再構造化」に対する国民の熱望に支えらており、文当選人としては勝利の喜びと共に今後の国政運営に対する責任と負担を感じざるを得ない状況だ。ろうそく集会の民心が要求した根本的改革課題を具体的政策で実現しつつ、大統領弾劾と大統領選挙を通じて深まった陣営・世代間の対立を修復していかなければならないのも、彼の前に置かれた課題だ。

光化門での演説全文

 愛する国民の皆様、こんばんは、文在寅です。ありがとうございます、本当にありがとうございます。正義の国、統合の国、原則と常識が通じる国らしい国を作るために行動を共にしてくださった偉大な国民の偉大な勝利です。共に競争していた候補たちにも、感謝と労いの言葉を申し上げます。新しい大韓民国に向けて、彼らとも手を取り合って未来のために共に前進します。明日から、私は国民皆の大統領になるつもりです。私を支持しなかった方々にも仕える統合大統領になります。尊敬する国民の皆様、国民の切実な望みと念願を決して忘れません。正義が勝つ国、原則を守って国民が勝つ国を、必ず作り上げます。常識が常識として通じる国らしい国、必ず作っていきます。渾身の力を尽くして、必ず新しい国を実現します。国民だけを見て正しい道に歩きます。偉大な大韓民国、正義の大韓民国、誇らしい大韓民国、堂々とした大韓民国、その大韓民国の誇らしい大統領になります。ありがとうございます!

イ・セヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:5/10(水) 13:06
ハンギョレ新聞

Yahoo!ニュースからのお知らせ