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バリで小水力発電起工 富山市環境プロジェクト、未電化地域に供給

北日本新聞 5/10(水) 0:17配信

 富山市がインドネシアのバリ島タバナン県で進めている小水力発電プロジェクトで、発電設備の設置工事が9日から、現地で始まった。市内の企業の技術を生かし、未電化地域の暮らしの改善を図る取り組みで、市の環境未来都市計画に盛り込んだ国際展開事業の第1弾となる。工事は11月末に完了する予定。

 市は2011年に国の環境未来都市に選ばれ、先進的な環境施策を海外に広める役割を担うことになった。タバナン県とは14年に連携協定を締結。世界文化遺産の棚田を有する現地に、小水力発電を普及させることになった。

 プロジェクトの事業主体は水機工業(富山市黒崎)で、国際協力機構(JICA)の援助を受け、自社製の発電機4台を農業用水路に設置する。農道沿いには街灯220本を立てることにしている。発電設備の建設・運営ノウハウを持つ新日本コンサルタント(富山市吉作)もプロジェクトに参加している。

 9日は地鎮祭や起工式があり、野村幸三水機工業会長や市森友明新日本コンサルタント社長のほか、タバナン県のニ・プトゥ・エカ・ウィリアストッティ知事、インドネシア政府関係者ら約100人が出席した。富山市環境政策課の高田興真(こうしん)主幹が「新たな未来の第一歩を一緒に築きたい」とあいさつした。

北日本新聞社

最終更新:5/10(水) 0:17

北日本新聞