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「富富富」田植え始まる 富山米の新品種

5/10(水) 16:28配信

北日本新聞

 富山米の新品種「富富富(ふふふ)」の田植えが始まり、10日は富山市婦中町下条の試験栽培用のほ場30アールに植えられた。期待の新品種が初めて大地に根を下ろし、県やJAの関係者が順調に育つよう願った。

 4月20日に種もみがまかれ、ハウスで育てられてきた苗は11センチに成長した。コシヒカリより2センチほど短く、背が低いために収穫期を迎えても倒れにくいという特長を苗の段階から示した。

 試験ほ場では、所有者の大塚潔さん(54)=富山市婦中町笹倉=らが機械を使い、3~4本の苗を1平方メートルにつき約20株の密度で植えていった。背が低い分、茎が増えやすい性質を生かし、化学肥料の量はコシヒカリに比べて2割減らした。

 大塚さんは「秋には消費者に高く評価されるおいしいコメが実るよう、気を引き締めて育てたい」と話した。

 県は今年、各地の生産者に委託して県内23カ所の計7ヘクタールで富富富を試験栽培する。土壌条件の違いや特別栽培に対応した生産技術を確立し、2018年のデビューに備える。田植えは16日まで順次行われる。

北日本新聞社

最終更新:5/10(水) 16:28
北日本新聞