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200年先も山車巡行を 高岡御車山祭守山町 車輪修理へ搬出

5/10(水) 21:53配信

北日本新聞

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された「高岡御車山祭(みくるまやままつり)」の山車(やま)の一つ、守山町の車輪の修理事業が2年目を迎えた。10日は高岡市末広町の高岡関野神社そばの収蔵庫から車輪を搬出する作業が行われた。

 修理を担当する高岡地域文化財等修理協会の作業員が車輪4輪を数人掛かりで収蔵庫から運び出し、クレーンを使ってトラックに載せた。

 守山町の車輪はケヤキ材で直径1・62メートル、重さ約230キロ。事業は3年計画で前輪は前年度に木工と漆工の修理を行い、本年度は漆を上塗りした後に飾り金具を取り付けて完了する。後輪は本年度に着手し、解体して状態を確認後、木工と漆工の修理を行う。前輪のみの事業費は約1700万円。

 地元住民によると、守山町の大規模な車輪の修繕は約100年ぶりという。作業を見守った高岡御車山保存会年番理事の若森征雄さん(79)=守山町=は「仕上がりは良い。100年、200年先も山車を巡行できるようにしたい」と話した。

北日本新聞社

最終更新:5/10(水) 21:53
北日本新聞