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靴を磨いて自分も磨いて 勉強重ねて独立 仲程さん「ピカピカの靴で人を笑顔に」

5/10(水) 6:45配信

沖縄タイムス

 【沖縄】靴磨き職人の仲程秀之さん(36)=北中城村=が4月に靴手入れの「SHOESHINE FACTORY(シューシャイン ファクトリー)」を立ち上げた。店舗は構えず、自宅が作業場だ。靴磨き専門業者は県内では珍しい職種。仲程さんは「きれいになった靴はみんなを笑顔にする。靴磨きで多くの人の喜ぶ顔が見たい」と話す。

 手入れ時間は約1時間。皮の状態を見極めてからブラシを使ってほこりを落とす。専用のクリームを塗りながら、磨き上げて光沢を出した後、仕上げのワックスで皮に潤いを与えていく。長年手入れされずにほこりや傷がついたビジネス靴やカジュアル靴も黙々と磨いて光沢をよみがえらせる。

 仲程さんが靴磨きの技術を習得したのは前職場だった。2009年に輸入靴を取り扱う市内の革靴専門店に入社。販売員をする傍ら、アフターサービスとして靴を磨いていた。

 自身が企画したイベント「俺、靴磨きます」が店舗で好評となり、靴磨きをより一層学ぶようになった。専門書を片っ端から読みあさり、ネット動画などを見ながら日々、技術向上を目指した。

 東京都の靴ケア用品を取り扱う店の販売員からも直接、磨き方を指導してもらった。

 昨年、独立を決意。今年1~3月にコザ信用金庫が行っている起業講座「コザしん創業スクール」に参加し、経営について学んだ。仲程さんの妻も沖縄市中央にある起業・創業を支援する「スタートアップ・カフェコザ」に通い、プログラミングを学び、ホームページ作成などのプロモーション活動で夫を支える。

 仲程さんは「一足一足違うからこそ靴磨きは面白い。ピカピカして多くの人を笑顔にしたい」と力を込めた。料金は1500円から。問い合わせは仲程さん、電話090(8412)1572。

最終更新:6/7(水) 9:05
沖縄タイムス