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琉球ガラス村、アジア展開へ ベトナム拠点に6月から現地販売

沖縄タイムス 5/10(水) 16:55配信

 琉球ガラス村グループは6月からベトナムでガラス製品を売り出す。沖縄向けに工芸ガラスを製造している現地法人のベトナム琉球文化工芸村が販売も手掛ける。経済成長著しいベトナム市場で販路を確立し、周辺国への輸出にもつなげる。2020年以降に工場見学やガラス作り体験ができる観光施設を建設する計画もあり、ベトナムを拠点にアジア展開を目指す。(政経部・照屋剛志)

 4月にベトナム政府から、ガラス製品の販売許可を受けた。ベトナム企業の周年記念やパーティーなどでの贈答用品の需要を見込む。土産品や日用品としての需要も掘り起こす。

 現地法人は1995年に設立。沖縄から職人や専門家を派遣し、ベトナム人職人に技術指導してきた。現地スタッフ180人を採用し、年間約100万個を製造している。現在はすべて沖縄に輸出しており、売上高は約2億円。

 ベトナム人職人の技術が向上し、高品質な製品の増産体制が整った上、富裕層や中間所得層が増えるベトナムや周辺国を好市場と捉え、販売にも事業を広げることにした。初年度は3千万円の売り上げを目指す。

 琉球ガラス村の稲嶺秀信専務は「製造、販売ともベトナム人が主体となって、ベトナムにガラス工芸を根付かせたい」と意気込んだ。

 同グループは、ベトナムでの販売開始を記念して、26日から3日間、ハノイ市内の高級ホテルで、ベトナム人職人が作った工芸ガラスの展示会を開く。

最終更新:5/10(水) 16:55

沖縄タイムス