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マルセル・ファスラー、コルベットからル・マン24時間参戦。「やり残した仕事がある」

5/10(水) 11:55配信

オートスポーツweb

 昨年までアウディからWEC世界耐久選手権に参戦していたマルセル・ファスラーが、コルベット・レーシングから第85回ル・マン24時間耐久レースに出場する。

【写真】ファスラーは2009年に、ル・マン24時間でコルベットをドライブ

 2016年までアウディR18を駆り、WECとル・マン24時間に参戦していたファスラーだが、アウディは昨年限りでシリーズでの活動を終了。

 また、トヨタから2017年のル・マン24時間出場の打診もあったというが、最終的には契約に至らず、今年のル・マン24時間に出場するか不透明な状況だった。

 そのファスラーは今季、ベルジャン・アウディクラブ・チームWRTからブランパンGTシリーズに参戦しているが、そのプログラムと並行してコルベットからIMSAウェザーテック・スポーツカーチャンピオンシップにもスポット参戦。第1戦デイトナ24時間ではクラス9位、第2戦セブリング12時間ではクラス6位を獲得している。

 今回、ファスラーはチームがル・マン24時間のLM-GTEプロクラスへ投入する2台のコルベットC7.Rのうち、64号車をドライブ。IMSAでもパートナーを組んだオリバー・ギャビン、トミー・ミルナーとマシンをシェアする。

 もう1台の63号車はアントニオ・ガルシア、ヤン・マグヌッセンのIMSAレギュラー陣に、同じくIMSAを戦うジョーダン・テイラーを加えた3名体制となる。

 シボレーのモータースポーツディレクター、マーク・ケントは「ル・マン24時間に向けたドライバーラインアップは、コルベット・レーシングにとってもっとも強力なものになる」と述べている。

「IMSAを戦うレギュラー陣と同じく、ジョーダン(・テイラー)とマルセル(・ファスラー)はどちらもスポーツカーカテゴリーで偉大な成績を残している」

「彼らの力を借りることで、通算9回目のル・マン24時間制覇を成し遂げられると確信しているんだ」

 2009年にシボレーからル・マン24時間に出場し、クラス首位を走りながらもリタイアを余儀なくされたファスラーは「コルベット・レーシングとはル・マンでやり残した仕事があると感じていた」と語った。

「2009年、僕たちはクラス首位を走っていた時にリタイアせざるを得なかった。今年は、チームとともに独走して勝利を手にしたい」

「個人的に、LM-GTEプロクラスを戦うのは新たな挑戦になる。強力なマシンとドライバーが多数参加しているクラスだからね」

「そのなかでも、オリー(オリバー・ギャビン)やトミー(・ミルナー)、チームといい成績が残せると思っているよ」

 ファスラーとテイラーは、チームが週内にウィスコンシン州にあるロード・アメリカで開催する事前テストに参加し、コルベットC7.Rをドライブする予定だ。

 第85回ル・マン24時間耐久レースは6月17~18日に決勝レースが行われる。

[オートスポーツweb ]