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【沿線調査】家賃や物価が安い・車内がきれいと好評! 西武池袋線ユーザーに聞いた住み心地

5/10(水) 7:00配信

SUUMOジャーナル

池袋駅(東京)から吾野駅(埼玉)の間を運行する西武池袋線。実際に沿線に住む人たちは、どんなメリットや魅力を感じているだろうか? シリーズでお届けしている沿線調査、今回は、同路線ユーザー150人にアンケートを実施。その住み心地を聞いた。

■“家賃や物価の安さ”だけでなく、電車内がきれいなことも魅力!

まずは、沿線にお住まいの方々に、池袋線の好きなところ・気に入っているところについて聞いた。上位10項目は、以下のとおり。

●好きなところ(複数回答)
1位:どこに行くにも便利…56.1%
2位:ほかの沿線に乗り換えしやすい…43.2%
3位:運行本数が多い…36.7%
4位:家賃や物価が安い…31.7%
5位:遅延が少ない…25.9%
6位:座れる頻度が高い…24.5%
7位:電車内がきれい…20.9%
8位:乗車運賃が安い…19.4%
9位:走行中の景色が好き…15.8%
9位:都心のターミナル駅に出なくても沿線上に栄えた駅があって便利…15.8%

ほかの路線同様、1位「どこに行くにも便利」と2位「ほかの沿線に乗り換えしやすい」の項目は上位にあり、都内の路線網の充実度はかなり高いようだ。その理由のコメントでも、「都心へのアクセスがいい」(26歳・男性)や「池袋、新宿、渋谷へ乗り換えなしで行ける」(58歳・男性)、「池袋に近く、乗り換えが楽にできる」(28歳・女性)などの意見が散見された。

4位の「家賃や物価が安い」の項目(31.7%)は、今回調査を行った15路線中、東武東上線(31.2%、2位)と並び、多くのユーザーが回答しており、実際コメントにも「同じ家賃でも、都心の物件より1部屋多い賃貸住宅に住める」(41歳・男性)、「駅前の商店街にリーズナブルなお店が多く、暮らしやすい」(55歳・女性)、「都内だと住めないような広い家に住める」(30歳・男性)など、家賃や物価の安さを指摘する声が多くあがった。

また、西武池袋線の注目すべき点は、7位「電車内がきれい」の項目だろう。「いつもきれいです」(61歳・男性)、「マナーの悪いお客さんが少ないので、きれいでいい」(40歳・女性)と好評。電車内では、空き缶や新聞、コミック誌などが放置されている光景もよく見かけるが、きれいということは住まう人々の生活の質に加点評価となっているようだ。

■急行・準急・快速・快速急行……種類の多さにユーザーも困惑!?

では、反対に「改善してほしい」と感じるところは? こちらも好きなところ同様、複数回答で調査した。TOP10は、以下のとおり。

●改善してほしいところ(複数回答)
1位:あてはまるものはない…30.0%
2位:通勤ラッシュ時の混雑が激しい…28.0%
3位:悪天候時や事故など、遅延が多い…17.3%
4位:ほかの線との乗り換えが不便・面倒…16.0%
5位:乗車運賃が高い…14.0%
6位:駅やホーム、トイレが清潔ではない…10.0%
6位:運行本数が少ない…10.0%
8位:終電が早いもしくは始発が遅い…8.0%
9位:電車の種類が多くて複雑…6.7%
10位:その他…4.0%

2位「通勤ラッシュ時の混雑が激しい」や3位「悪天候時や事故など、遅延が多い」の項目は、やはり上位にランクイン。ほかの路線でも、この項目を選ぶ人は数多くいたが、数値を見ると、そこまで多くはない。例えば、東京メトロ東西線(61.3%)やJR埼京線(62.7%)と比較すると、半分以下。1位の項目が「あてはまるものはない」の時点で、全体的にあまり不満は多くなさそうだ。

一方、9位「電車の種類が多くて複雑」の項目は、全15路線中1位。これは、乗り入れが多く不便というわけではなく、単純に電車の種類が多いということ。特急・快速急行・急行・通勤急行・快速・準急・通勤準急・各停と8種類もあることが影響しているのであろう。ちなみに、以前はこれにプラスして拝島快速もあり、全9種類だった。

コメントでも、「急行・準急・快速・快速急行など種類が多くて、どれがどの駅に停まるのか、10年以上沿線に住んでいる今でも把握できていなくて困ることがある」(33歳・男性)、「種類が多く、種別を見てもよく分からない」(52歳・女性)など……ベテランユーザーでも、とまどいを隠せないようだ。

■西武池袋線沿線は自然豊かで都会のオアシス!

「好きなところ」と「改善してほしいところ」をそれぞれ聞いて、ユーザーの満足度はなんとなく分かってきたが、直球で「沿線が好きかどうか」を聞いてみた。すると、「とても好き」(25.3%)、「好き」(50.0%)で、合計75.3%。反対に「あまり好きではない」(6.7%)、「嫌い」(0.7%)と答えた人は合計でわずか7.4%という結果に。(※「どちらともいえない」が17.3%)

さらに、ユーザーのみなさんに、これから沿線に住もうと考えている人たちに向けて、オススメしたいポイントを聞いたところ、“自然”を挙げる人が圧倒的に多い印象。いくつか、コメントを紹介しよう。

「緑、川、自然が豊かで、そこそこ都心に近い」(58歳・男性)
「自然が豊かで、郊外型都市で住みやすい」(64歳・男性)
「池袋に出やすいわりに自然も多く、開けた土地や畑なども多く残っていて、住みやすい」(27歳・女性)

また、「子連れにうれしい休憩スポットが多い」(31歳・女性)や「子育てには向いている」(30歳・女性)などのコメントも見受けられ、子育て世帯にも人気のようだ。

続けて、沿線のオススメポイントだけでなく、「デート」「子連れ」「穴場」の3つのテーマごとのオススメスポットも聞いてみたのだが、以下のような回答が得られた。

●デートするなら?
・石神井公園駅/石神井公園「駅から歩ける距離で、園内が広い」(27歳・女性)、「おいしいケーキ屋さんやカフェがあって、お散歩コースにピッタリ」(54歳・女性)、「きれいでのんびりできる」(64歳・男性)
・豊島園駅/としまえん「ライトアップや季節の花もあって、散歩を楽しめる」(55歳・女性)、「乗り物あり、四季折々の花あり、食事処あり、夏の花火大会あり、温泉あり。楽しんだ後は池袋に出ておいしい食事をしてロマンチックに過ごす」(68歳・男性)
・西所沢駅から西武狭山線・西武球場前駅/西武球場「ライオンズを応援して盛り上がれる」(64歳・男性)

●子連れで遊びに行くなら?
・西所沢駅~西武狭山線・西武球場前駅~西武山口線・西武遊園地駅/西武園ゆうえんち「イルミネーションを見られたり、花火大会などのイベントが多く楽しめる」(42歳・男性)、「夏はプール、冬はスケート」(60歳・男性)、「広くていろんなプールがある。特にウォータースライダーはおもしろい」(22歳・女性)
・池袋駅/サンシャインシティ「プラネタリウム、水族館があるし、ショッピングもできるから楽しい」(46歳・女性)、「天候に関係なく楽しめる」(55歳・女性)
・元加治駅/あけぼの子どもの森公園「ムーミン谷を再現した公園で、子どもたちがのびのび遊べる。駅から歩くけれど、行きはわくわく、帰り道は楽しくて大興奮」(35歳・女性)

●穴場だと思うのは?
・江古田駅周辺「隠れ家的ないいお店がある」(51歳・男性)、「学生が多く、おいしい飲食店がたくさんある」(64歳・女性)、「おもしろい店がたくさんあるので」(41歳・男性)
・飯能駅周辺「ウォーキングにいい場所が多い」(69歳・男性)、「景色、景観が素晴らしい」(69歳・女性)、「入間川の清流沿いに広々とした河原があり、水がきれいなので、川遊びにはうってつけ。バーベキューもいい」(68歳・男性)
・所沢駅西口より有料バス/トトロの森「となりのトトロのモデルになった場所。存分に楽しめる」(36歳・男性)、「武蔵野の自然が残っている」(55歳・女性)

通勤や通学、ちょっとしたおでかけの際など、アクセスの良さはユーザーのイチ押し。最近では座れる通勤列車「S-TRAIN」の運行も開始され、さらに沿線の交通利便性は向上している。そんな便利さをもち合わせながら、自然が豊かなのも西武池袋線沿線の魅力。仕事はもちろんだけど、子育て環境も充実させたい。そんな志向の方にはピッタリな沿線かもしれない。

●調査概要
[沿線に関する調査]より
・調査期間:2017年2月23日~2017年2月27日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:池袋線沿線に現在住んでいる、20~60代の男女
・有効回答数:150名

明日 陽樹(考務店)

最終更新:5/10(水) 7:00
SUUMOジャーナル