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101回目、72校が激突 高校相撲金沢大会、21日・卯辰山

5/10(水) 2:18配信

北國新聞社

 金沢市の石川県卯辰山相撲場で21日に開催される第101回高校相撲金沢大会の出場校が決まった。北海道から沖縄までの遠来勢49校、新潟、長野、富山、福井の北信越勢8校、石川勢15校の72校。昨年の第100回記念大会でともに3位に入った地元期待の金沢学院、金市工をはじめ、前回覇者で3月の全国選抜大会で3連覇した埼玉栄など強豪がそろい、昨年新調された伝統の黒鷲旗を懸ける青春土俵に期待が集まる。

 団体戦と個人戦の予選3回戦組み合わせ抽選会は10日午後2時から、北國新聞会館で行われる。

 9年ぶりの団体優勝を狙う金沢学院は全国選抜大会で3位、2月の弘前大会個人で前田悠翔が3位に入り、地元勢の前哨戦となった4月末の七尾大会でライバル金市工を破って団体と個人3階級を完全制覇した。個人重量級で優勝した里山雄樹、準優勝の中島由雅も全国クラスの選手で、大観衆を沸かせる進撃を見せてくれそう。

 金市工は2年ぶり9度目の黒鷲旗奪取に燃える。弘前大会の個人でエースの干場伸介が優勝し、先鋒・干場、中堅・赤芝龍洋(予選2回戦まで田畑喜規)、大将・岡田尚也で挑んだ団体で準優勝。岡田は全国選抜大会の個人で3位に入っており、勝機は十分ある。

 優勝候補筆頭の埼玉栄は昭和の名横綱である大鵬の孫で全国選抜大会の個人を制した納谷幸之介をはじめ強力な大型選手が並ぶ。

 弘前大会で優勝し、全国選抜大会で準優勝した海洋(新潟)は5年ぶりの卯辰山制覇を目指す。

 このほか、全国選抜大会で3位の足立新田(東京)、ベスト8の近大附(大阪)、三本木農(青森)、文徳(熊本)なども実力十分だ。初出場は香川農経(香川)の1校で、伝統の土俵にフレッシュな風を吹き込んでくれそう。

 石川勢では、1928(昭和3)年創部で横綱輪島を輩出するなど輝かしい戦績を誇る金沢の相撲部が部員ゼロとなり、出場を断念した。数年前から部員不足が続き、野球部員らを助っ人に出場し、昨年は新制高校発足後から67回連続出場で表彰された。しかし、今年はチームを編成することを見送った。

 21日は午前8時から開会式が行われた後、団体・個人予選3回戦、団体優秀校決勝トーナメント、予選全勝選手による個人戦と続く。20日は午後2時から北國新聞赤羽ホールで選手交歓会が開かれる。

北國新聞社

最終更新:5/10(水) 2:18
北國新聞社