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アジアのドル建て債発行が急増-中国企業のオフショア起債活発化

Bloomberg 5/10(水) 18:03配信

アジアのドル建て債が急増している。中国とインドネシア、インドの企業による起債が活発化しており、バンカーらは2017年の発行規模見通しを上方修正した。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチは今週、アジアでの今年のドル建て債発行見通しを2150億ドル(約24兆5000億円)に引き上げた。これまでは1780億ドルと見込んでいた。高利回り債と銀行による発行がけん引している。

中国銀行は中国企業によるドル建てでの起債活発化を理由に、年間見通しを約10%上方修正した。同行の債務シンジケート責任者セバスチャン・ハ氏(香港在勤)は、「多くの中国企業がドル建てでの起債にスイッチしている。投資適格級債、高利回り債の中国発行体はいずれも年内はオフショアでの起債を検討するだろう」と指摘した。

同氏は日本を除くアジアでのドル建て債発行が今年は最大2250億ドルに増えると想定している。

バークレイズの債券・資本市場担当マネジングディレクター、アビナッシュ・タクル氏(香港在勤)は、米利上げ見通しを踏まえ、発行体が起債を前倒ししていることも発行増加の背景だとしている。

原題:Banks Expect Asia Bond Issuance to Surge Past $200 Billion(抜粋)

Lianting Tu, Carrie Hong

最終更新:5/10(水) 18:03

Bloomberg