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ドラギECB総裁、景気刺激の成功宣言は時期尚早-回復は進化したが

5/10(水) 21:51配信

Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は10日、ユーロ圏経済が勢いを増していることを認めた上で、景気に刺激を与える同中銀の取り組みはまだ終わっていないとの認識を示した。

総裁はハーグのオランダ議会で証言し、「景気回復は脆弱(ぜいじゃく)でばらつきのある状態から、堅固で幅広い改善へと進化した」とした上で、「しかしながら、成功を宣言するのは時期尚早だ」と言明した。

「ユーロ圏経済の循環的回復は堅固さを増しつつあり、下振れリスクはさらに低下した」と述べつつ、「基調的なインフレ圧力は引き続き弱く、確実な上向き傾向をまだ示していない」と指摘した。

ドラギ総裁は余剰生産能力の縮小に反応していない重要なインフレ項目として、賃金を挙げた。

ECBは6月8日にエストニアのタリンで次回の政策決定会合を開く。景気刺激措置の段階的解除を開始する時期や手法について、市場に示唆するかどうかを判断する。

原題:Draghi Says Too Early to Declare ECB Success as Growth Improves(抜粋)

Alessandro Speciale

最終更新:5/10(水) 21:51
Bloomberg