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NY外為:ドル続伸、米10年債利回りの上昇で-ユーロは下落

Bloomberg 5/10(水) 5:38配信

9日のニューヨーク外国為替市場でドルが続伸。トレーダーは日米欧の金融政策軌道の違いを見極めながらポジションを調整している。

米10年債利回りが上昇し、ドル上昇を支えた。トレーダーは米金融当局が6月に政策金利を引き上げるとの観測を強めている。ユーロは下落、対ドルで1ユーロ=1.0865ドル付近に下げた。フランス大統領選挙後のユーロの値動きに失望し、ヘッジファンドなどがロングポジションを手じまったと関係者は語った。

ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.6%上昇して1ドル=113円98銭、対ユーロでは0.5%上げて1ユーロ=1.0874ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%上昇。前日は0.5%上げていた。

フランス選挙通過で安全逃避の取引が解消され、スイス・フランは一時下落した。日本銀行の黒田東彦総裁が強力な金融緩和の推進を続ける方針をあらためて示したことから、円は売り圧力を受けている。

カンザスシティー連銀のジョージ総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)は年内にバランスシートの再投資縮小を開始するべきだとの認識をあらためて表明。プロセスとしては住宅ローン担保証券市場を(MBS)および米国債の縮小から始め、「自動操縦」のような形で縮小を継続していくべきだとした。

またボストン連銀のローゼングレン総裁は「十分な移行期間を経れば(MBS市場を)それほど混乱させることはないと思う」と述べた。

原題:Dollar Leads Gains Among G-10 Peers as Euro Remains Below 1.0900(抜粋)

相場を更新し、第3段落に追記し、最終3段落を追加します.

Alexandria Arnold, Dennis Pettit

最終更新:5/10(水) 6:47

Bloomberg