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米ディズニー:1-3月はCATV部門減益-ESPN加入者減少

Bloomberg 5/10(水) 6:28配信

米ウォルト・ディズニーは1-3月(第2四半期)に業績不振のケーブルテレビ(CATV)部門を巡る投資家の不安を和らげることができなかった。スポーツ専門局ESPNの加入者数減少が続いた上、スポーツ中継の費用が増加し、同部門は減益となった。

9日の発表資料によると、CATV部門全体の売上高は40億6000万ドル(約4600億円)で、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均の42億ドルを下回った。同部門の利益は3%減少した。米プロバスケットボール協会(NBA)や大学フットボールの試合の費用増加が響いた。

今回の決算は、ディズニーが主力事業であるテレビ番組製作をめぐる課題の対応に苦慮している状況を反映した結果となった。オンライン動画配信サービスが普及する中、ESPNやABC放送を傘下に置く同社は視聴率の低下に見舞われた。また、NABの試合放映権だけで6億ドル余りを支払っている上、大学フットボールの日程変更も費用増加につながった。

CATV部門の不振が他部門の好業績の足を引っ張った。同社全体の利益は1株当たり1.50ドルに増加し、アナリスト予想平均の1.41ドルを上回った。売上高は3%増の133億ドルで、予想をわずかに下回った。

ディスニーの株価は決算発表後の時間外取引で一時2.5%下落し109.32ドルを付けた。

ABC放送部門は有料テレビ事業者からの手数料収入や番組販売を追い風に、14%増益。放送部門の広告収入は3.3%減少し10億ドル。テーマパーク部門は昨年6月の上海ディズニーリゾート開業を支えに20%増益となった。映画部門は実写版「美女と野獣」の公開が寄与し、21%増益。

原題:Disney Dogged by ESPN Woes, With Less Viewers and High Costs (1)(抜粋)

部門別業績を追加し、株価を更新します.

Chris Palmeri

最終更新:5/10(水) 10:17

Bloomberg