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元野村トレーダー3人の裁判、検察証人は「泥棒」と被告弁護人が主張

Bloomberg 5/10(水) 7:10配信

元野村ホールディングスの住宅ローン債券トレーダー3人の詐欺罪を巡る裁判で、弁護人らは検察側の重要証人を母親から金銭を盗んだ犯罪者で自身の罪を逃れるために検察官らに虚偽の供述をしたと論じた。

ロス・シャピロ、マイケル・グラミンス、タイラー・ピータース3被告の元同僚で検察側証人のフランク・ディヌッチ被告に対する反対尋問が9日行われた。3被告は利益を増やすために住宅ローン担保証券の価格を顧客に偽ったとされている。

ディヌッチ被告は2009-12年にかけて野村に勤務。証券詐欺の共謀罪で先月1件の有罪を認め検察側への協力を約束した。09年の入社直後に顧客を欺くことをシャピロ、グラミンス両被告から教えられたと8日証言していた。

9日の尋問で3被告の弁護人らは、ディヌッチ被告が母親と共同名義の証券口座の資金を使ったことについて質問。ディヌッチ被告は6万ドル(約684万円)程度を使ったと認めた。

原題:Nomura Trader Portrayed as Thief at Ex-Colleagues’ Fraud Trial(抜粋)

Chris Dolmetsch

最終更新:5/10(水) 7:10

Bloomberg